情報システム工学専攻
カリキュラム
情報システム工学専攻 カリキュラムポリシー
情報システム工学専攻 カリキュラムポリシー
インターネット、携帯端末、電子書籍などコンピュータのハード/ソフトウェアに支えられた情報シ ステムは、通信、医療、金融、環境保全、芸能、芸術など身近な人間生活から地球的規模の諸問題の解 決のためになくてはならない先端技術です。この多彩な情報技術に精通し、未来社会に無限の価値を創 造できる人材を育成することを目的としています。
博士前期課程
数理情報システム、情報処理システム、情報伝達・制御システム、環境情報システムの4分野の専門科目が用意され、情報の数学モデル、コンピュータネットワーク、人工知能、ロボティクス、フォトニクスにわたる幅広い情報工学分野の知識と技術を修得し、狭い分野にとらわれず融合的学修ができるカリキュラムを構成しています。
博士後期課程
数理情報システム、情報処理システム、情報伝達・制御システムの3分野を基盤に、多彩な融合といった自由な発想で独創的な研究に挑戦し、未来の新しい情報技術開発を指向し、その成果を社会に還元することができるような研究者を育成します。
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履修モデル
履修モデル
博士前期課程の「数理情報システム分野」「情報処理システム分野」「情報伝達・制御システム分野」の各分野における履修モデルを紹介します。
博士前期課程 履修モデル(2025年度以降入学生用)
数理情報システム分野
| 学年 | 期 | 必修科目 | 選択科目 | |
|---|---|---|---|---|
| 2年 | 秋学期 | 情報システム特別演習Ⅳ | 情報システム特別研究Ⅳ | コンピュータ数理モデルA |
| 情報数理科学C | ||||
| 春学期 | 情報システム特別演習Ⅲ | 情報システム特別研究Ⅲ | アルゴリズムの設計と解析B | |
| 情報数理科学A | ||||
| 1年 | 秋学期 | 情報システム特別演習Ⅱ | 情報システム特別研究Ⅱ | コンピュータ数理モデルB |
| 情報数理科学D | ||||
| 春学期 | 情報システム特別演習Ⅰ |
情報システム特別研究Ⅰ |
アルゴリズムの設計と解析A | |
| 情報数理科学B | ||||
| 研究倫理 | ||||
情報処理システム分野
| 学年 | 期 | 必修科目 | 選択科目 | |
|---|---|---|---|---|
| 2年 | 秋学期 | 情報システム特別演習Ⅳ | 情報システム特別研究Ⅳ | 分散システム論 |
| 知能システム基礎論B | ||||
| 春学期 | 情報システム特別演習Ⅲ | 情報システム特別研究Ⅲ | 特別講義 知的財産 | |
| Technical Writing Skills Ⅰ | ||||
| 1年 | 秋学期 | 情報システム特別演習Ⅱ | 情報システム特別研究Ⅱ | 先端ネットワーキング論 |
| Presentation Skills Ⅱ | ||||
| 春学期 | 情報システム特別演習Ⅰ | 情報システム特別研究Ⅰ | 知能システム基礎論A | |
| Presentation Skills Ⅰ | ||||
| 研究倫理 | ||||
情報伝達・制御システム分野
| 学年 | 期 | 必修科目 | 選択科目 | |
|---|---|---|---|---|
| 2年 | 秋学期 | 情報システム特別演習Ⅳ | 情報システム特別研究Ⅳ | 光電子工学 |
| デジタル信号解析論 | ||||
| 春学期 | 情報システム特別演習Ⅲ | 情報システム特別研究Ⅲ | 計測システム論 | |
| Technical Writing Skills Ⅰ | ||||
| 1年 | 秋学期 | 情報システム特別演習Ⅱ | 情報システム特別研究Ⅱ | デジタルシステム設計論 |
| Presentation Skills Ⅱ | ||||
| 春学期 | 情報システム特別演習Ⅰ | 情報システム特別研究Ⅰ | ロボット工学 | |
| Presentation Skills Ⅰ | ||||
| 研究倫理 | ||||
※履修制限は、選択科目について、各セメスター10単位までとする。
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卒業後の進路・データ
情報システム学専攻のさまざまな業界で活躍する卒業生たちの卒業データを紹介します。
卒業後の進路・データ
情報システム学専攻のさまざまな業界で活躍する卒業生たちの卒業データを紹介します。
情報システム学専攻 博士前期課程
これまでの主な就職先
ソフトバンク株式会社、富士通株式会社、パナソニック株式会社、株式会社日立製作所、株式会社関電工、シャープ株式会社、松下電器株式会社、株式会社東芝、凸版印刷株式会社、トヨタ自動車株式会社、日本電気株式会社、ソニーグローバルソリューションズ株式会社、キャノン株式会社、ドコモ株式会社、NTT株式会社、日本電子開発株式会社、株式会社JR東海情報システム、日本ヒューレットパッカード株式会社、Accenture株式会社、モトローラ株式会社、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、京セラコミュニケーションシステム株式会社、三洋電機株式会社、カシオ計算機株式会社、岡山県庁
これまでの主な他大学院進学先
東工大大学院、総合研究大学院大学、電気通信大学院、奈良先端科学技術大学院大学、北陸先端科学技術大学院
情報システム学専攻 博士後期課程
これまでの主な就職先
国立情報学研究所 特任研究員、NECプラットフォーム、ヤマハ株式会社、富士通総合研究所、CENソリューションズ株式会社、岩手県立大学ソフトウェア情報学部講師
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教員一覧
情報システム工学専攻の教員一覧を紹介します。
教員一覧
情報システム工学専攻の教員一覧を紹介します。
数理情報システム分野
情報処理システム分野
情報伝達・制御システム分野
生命情報科学分野
教授
木下 フローラ聖子
キノシタ フローラキヨコ
専門分野
知識発見、グライコインフォマティクス (糖鎖インフォマティクス)、アルゴリズム、分散システムとモバイルエージェント、ネットワーク
研究テーマ
バイオインフォマティクスの分野において、糖鎖情報が増幅してきたが、DNAやタンパク質に比べて、糖鎖構造は複雑で、解析するのに様々な問題があります。まず、糖鎖構造は配列ではなく、「木」の形をとるため、今まで配列に使われてきた手法は簡単に応用できません。従って、計算理論やデータマイニングなどの手法を用いて糖鎖構造の解析を行っています。また、これらの手法をウェブ上で利用できるように、RINGSと呼ぶプロジェクトで糖鎖インフォマティクスのリソースを開発しています。RINGSを通して糖鎖の複雑な機能を明らかにすることを目指しています。