カリキュラム・ポリシー

1年次 基本六法についての基本的知識の修得と体系的理解

「法律基本科目群」のうち、公法系6単位、民事系21単位、刑事系9単位を必修科目として履修し、憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法の基本六法についての基本的知識と体系的理解の修得をめざし、その学修を通じて法的思考能力を養成し、より確かな法律力を養成します。また、法律実務家に不可欠な「法情報調査」と、導入教育としての「実務法学入門」の履修並びに人間教育の一環として「法哲学」を履修します。なお、法律基本科目の基礎学力が十分に備わっているかを判定するため進級制が適用されます。2年次に進級するためには、1年次配当の法律基本科目について一定要件を満たすことが必要です。

2年次 基本的知識・体系的理解の深化と実務に即した問題解決能力の習得

1年次で身につけた基本六法の基本的知識・体系的理解を前提に、具体的な事例・判例を題材とする演習によって実務に即した問題解決能力を修得するとともに、基本的知識と体系的理解の更なる深化を図ります。とくに各演習科目では、理論と実務の架橋を意識した学修をめざします。また、2年次には、法律実務に不可欠の要件事実・事実認定の基礎理論を集中的に学修します。加えて臨床科目として法律事務所などにおけるエクスターンシップや、他者を思いやる豊かな人間性を育むためローヤリング・クリニックなどを履修することもできます。なお、2年次から3年次に進級するためには、2年次配当の法律基本科目について、一定要件を満たすことが必要です。

3年次 実務的な問題解決能力の向上と幅広い法律実務の知識の修得と理解

公民系、民事系、刑事系の各科目について、総合的な視点から問題点を分析し、検討することで、より実務的な問題解決能力を向上させるとともに、司法試験に対応できる実力を育みます。あわせて、司法試験合格後の司法修習との連携を視野に入れた民事訴訟並びに刑事訴訟および公法の各実務を学修します。また、展開・先端科目の履修によって、国際力の養成を含む幅広い法律実務の知識と理解を深め、法曹としての幅広い知見を身につけます。
全学年を通じて、成績評価は、原則として、すべての授業科目について平常点(小テストや授業における発言など)と定期試験の結果を総合して行います。ただし、研究科委員会が相当な理由があると認めた場合には、定期試験結果に代えて、起案課題・レポート課題などの結果によって評価することもあります。