韓国・済州大学法科大学院 趙恩恵教授を迎えて研究懇談会を開催

済州大学法科大学院 趙恩恵教授

 6月27日、韓国・済州大学法科大学院の趙恩恵教授を迎えて、「変容する家族と法―韓日の比較の視点から」とのテーマで、研究懇談会を行いました(本学本部棟)。趙教授は韓国家族法学会の副会長でもあり、夫婦別姓、共同親権の創設など、日韓の家族めぐる問題について活発な質疑応答がなされました。

 済州大学と本学は、大学間の交流協定に加えて、法科大学院間の交流協定をも結んでおり、これまで学生と教員との相互訪問や、両大学法科大学院のアレンジによって、韓日双方の地で裁判所、検察庁、弁護士事務所などの現地研修を行うなど有意義な交流を行ってきました。研究懇談会の席上、コロナ禍を経た今、より緊密な交流を行うことが両法科大学院にとって必要であることを確認し合いました。

 本学法科大学院からは田村研究科長、尹教授、黒木教授、土平准教授が、法科大学院要件事実教育研究所からは渡辺助教が、法学部からは加賀教授が出席しました。

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