朝賀先生座談会
(ロングバージョン)

創価大学法学部で環境法、行政法、ビジネス&ロー・ワークショップなどの授業を担当している朝賀広伸教授。
今回はゼミ生の4年生を招き、創価大学の魅力について座談会を開催しました。

座談会参加者紹介

朝賀広伸教授
専門分野:環境法、行政法 
担当科目:環境法、行政法
研究テーマ:環境法制度に関する総合研究

月田昌美さん
創価大学法学部4年生。朝賀ゼミ所属。

自分の可能性を広げられる、4つのコース制

―――まずは創価大学法学部に入学した決め手を教えてください。

月田さん
「私は現在、法学部法律学科の「ビジネス法務コース」に所属しています。創価大学法学部は2年生の前期から4つのキャリアコース制を選択するのですが、この多彩なコース制に魅力を感じ、法学部を選びました」

朝賀先生
「キャリアコース制のどのような点が魅力的だったのでしょうか?」

月田さん
「環境問題や国際問題など色々な分野に興味があったため、入学前は自分が学びたい専門分野を決めきれていなかったんです。だからこそ、多彩なコースがあることで自分の可能性が広げられると思いました。最終的には法学の知識をビジネスに活かすための専門的な勉強がしたいと思い、ビジネス法務コースを選びました」

朝賀先生
「なるほど。確かに、高校生の頃から将来設計ができている方は多くないですよね。入学後に選択するコースによって、法学という専門性をベースにキャリアプランを設計できる点が魅力的だったということでしょうか」

月田さん
「はい。豊富な選択肢があるので、自分が学びたいと思った分野を見つけやすいと思います。途中でコース変更も可能なのですが、実は私もコースを変更したひとりなんです」

学生を大きく変える“学びの指針”とは

―――コースを変更した理由はなんですか。

月田さん
「当初は公務員に興味があったので「公共政策・行政コース」に所属していたのですが、企業就職の志望が強くなり、法学とビジネス知識を共に学ぶことができるビジネス法務コースに変更しました」

朝賀先生
「法学という専門性を基礎とした上で、キャリアや職業選択に繋げられる仕組みが整っている点は法学部の特色ですね。どのコースを選んだとしても、法学は社会を支える一つの基盤です。社会の仕組みを深く理解することができるので、汎用性がとても広い学問と言えるのではないでしょうか」

―――“今はどの専門分野を選べば良いかわからない”という高校生の方にとっても安心ですね。

朝賀先生
「そうですね。そういった学生もコース選択時に大まかな方向性を決めることで、学ぶ意欲が大きく伸びていくんですよ。コース選択によって“学びの指針”を作ることができる点は、コース制の大きなメリットだと思います」

月田さん
「近い分野に興味を持っている仲間に出会える点も嬉しいですね」

朝賀先生
「仲間が周囲にいることで、お互いに支え合えますよね。学生たちは、“大変な時こそ、お互いにがんばろう”と励ましあっています。いわゆるピアサポート(仲間同士の支え合い)も、大学生活の魅力だと思います」

知識を実践的に活かす、学生主体のゼミ

―――朝賀ゼミではどのような活動をされていますか。

朝賀先生
「通常の授業が理論的なものとすれば、ゼミでは“いかに授業で学んだ知識を社会につなげられるか”という視点で実施しています。学生が関心を持っている分野に応じて、座学だけでなくヒアリングやアンケート調査などのフィールドワーク、学生同士のグループディスカッションなど、多角的なカリキュラムで学びを深めています」

月田さん
「朝賀ゼミは学生主体のゼミなので、興味のある社会課題を主体的に追求できる点が非常に面白いです。リサーチした内容はゼミ生の前で発表するのですが、複雑な課題をわかりやすく伝えるスキルを学ぶことができたと思います」

朝賀先生
「月田さんのプレゼンは内容だけなくデザインにもこだわっていて、アピール力がありますよね。いつも非常に面白いなと思って聞いていますよ」

月田さん
「ありがとうございます(笑)朝賀ゼミでの経験によって、環境問題をより身近な課題として捉えられるようになりました。ちょっとしたゴミの分別にも注意するようになりましたし、環境問題を扱ったニュース番組なども注目して見るようになりました」

朝賀先生
「それは嬉しいですね。学生一人ひとりにとって関心ごとは千差万別だと思いますが、大学での学びを通し、世の中をより深く理解するための機会を与えられればと思っています」

大学は、夢を叶えるための力を身につける場所
―――改めて、創価大学法学部の魅力について教えてください。

月田さん
「英語力を養うための国際プログラムなど、豊富なプログラムがあるところでしょうか。“これを学びたい!”という熱意のある学生を熱心にサポートしてくれますし、逆に専門分野の選択に迷いがあっても、多彩な選択肢が学びのヒントになってくれます」

朝賀先生
「選択肢が多いという点はその通りで、法学という専門性を基礎とした上で、様々なキャリアプランに繋げられる仕組みが整っている点は非常に魅力的だと思います」

―――キャリアプランというお話が挙がりましたが、月田さんの卒業後の目標はありますか。

月田さん
「内定先は小売業界になります。暮らし、健康を支える仕事を通じて地域社会に貢献していきたいです。また、ゼミでの学びを生かして、環境保全に取り組む事業などに携わりたいと考えています」

―――それでは最後に、創価大学法学部を目指す受験生に向けて、メッセージをお願いします。

月田さん
「創価大学には、みなさんが秘めている無限大の可能性を引き出す環境が整っていると思います。受験勉強が大変で逃げ出したくなる時もあると思いますが、必ずゴールはあるのでがんばってください!」

朝賀先生
「とにかく、今持っている夢を大切にしていただきたいです。大学では夢を叶えるための力を付けられます。私たちがそのお手伝いができれば嬉しいですね。創価大学法学部でお待ちしております。頑張ってください!」
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