2017年07月12日

法学部グローバル・ロイヤーズ・プログラム(GLP)講演会が開催されました!

元在コートジボワールJICA長期専門家で、弁護士の原(はら) 若葉(わかば)さんを招き、6月30日、本学本部棟M205教室において、法学部グローバル・ロイヤーズ・プログラム(GLP)講演会が開催され、法学部の学生や教職員など約80名が参加しました。

講師の原弁護士は、大手渉外事務所にて国際取引全般にかかわった後、外務省にて任期付き公務員として条約の起案・交渉を担当。日本司法支援センター(法テラス)部長などとして、東日本大震災の法律援助業務などにも携わってこられました。2014年からJICA専門家としてコートジボワールに赴き、司法省官房に所属されます。市民と裁判所や法律の専門家をつなぐ「司法アクセス改善支援」として、コールセンターを中心とした法律情報提供サービスの構築に当たり、今年春に帰国されたばかりです。

原弁護士は、「法律家のできる国際的な仕事」をテーマに講演。渉外事務所、外務省、法テラス、JICAなどで多彩な仕事にたずさわってきた自身の足取りを紹介したあと、「法律家には、さまざまな仕事の可能性があります。弁護士にできる国際的な仕事だけでも、いろいろなものがあります」と話されました。そして、コートジボワールでの経験をもとに、「司法や法制度があり、それが機能することは社会基盤を安定させ、人々の生活やその質の向上に役立ちます」と司法分野での支援の意味について指摘されました。

また、「国際的に活躍するには、まずは本業が大事。語学で身を立てるのでなければ、法律家として懸命に仕事をし、その分野で一流になることです。外国語は、そのうえで磨くとよいと思います」と法学部生、とりわけ海外に雄飛しようとするGLP生に語りかけました。
参加した学生からは、「弁護士として自分次第でさまざまな道に進めることが分かりました」「世界で活躍する原弁護士のような法律家を目指したい」「法整備支援に対する関心が深まりました」「高い専門性と語学力の大切さを学びました」などの声が聞かれました。


*グローバル・ロイヤーズ・プログラムとは
2014年から始まった法学部の教育プログラム。弁護士などを目指す学生を対象として、本学ロースクールに進学することに特化し、世界で活躍する法律家の育成、庶民に寄り添うホームロイヤーの輩出を目指します。

*原弁護士のプロフィール
慶應義塾大学卒業時、司法試験に合格し、1990年弁護士登録。1990年~2003年、大手渉外事務所に所属。2003年~2005年と2008年~2009年に、外務省国際法局(旧条約局)・経済局にて任期付き公務員。2010年~2017年、JICA(国際協力機構)客員専門員、2012年~2014年、日本司法支援センター(法テラス)本部第一事業部長。2014年12月~2017年3月、在コートジボワールJICA長期専門家。
ページ公開日:2017年07月12日