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2018年12月19日

元JICA(国際協力機構)研究所所長で早稲田大学教授の北野尚宏氏が本学法学部の学生に講演をしました

11月21日に行われた法学部「国際平和・外交コース」の授業である「人間の安全保障ワークショップ」では、「JICAと人間の安全保障」とのテーマのもと、学外の実務家講師として元JICA(国際協力機構)研究所所長で早稲田大学教授の北野尚宏氏をお招きしてワークショップを行いました。

授業では、予めJICAの基本事項について、学生が学んできたことを踏まえた上で、北野氏から「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」に現在、日本政府およびJICAがどのような理念の下に、具体的な取り組みを展開しているのかを紹介して頂きました。人間の安全保障として取り上げるべき脅威の三類型に加えて、情報や科学技術そのものが人間にとって脅威になるということへの示唆もいただきました。さらにバングラデシュの首都ダッカで実施されたJICAの「クリーン・ダッカ・プロジェクト」の事例をご紹介いただきました。当該プロジェクトを実施するうえでの様々な困難に直面しながらも、現場の意識改革を通して、プロジェクトを成し遂げたことを学びました。
そして事前課題として頂いていた、中国の政府開発援助に関する北野氏の論文(Naohiro Kitano (2018) China’s Foreign Aid: Entering a New Stage, Asia-Pacific Review, 25:1, 90-111)を基にした学生たちからの質問に対し、丁寧な応答をいただきました。中国と日本のODAの相違点や、得意分野は何かといった点など様々な角度からの考察を促していただき、非常に充実した内容の90分間でした。

受講した学生からは、以下のような感想が寄せられました。
「中国のODAの大胆さ、初期費用の大規模投資また短期的に見込める効果の大きさに驚嘆しました。道路整備などの一帯一路政策を基盤として、周辺国の交通網が著しく拡大していると感じましたが、課題も少なくないのではないかと感じました。一方、日本のODAは、長期的かつ、生活主体者にコミットし、意識変革の促進が強みであると思います。人間に変化を起こすことで環境の本質を守りつつ、その共存方法を再考、改善していく点が重要だと思いました。」(2年生女子)。
「北野先生は、日中関係というところに大きな可能性を見出していて、また創価大学生にも大変期待してくださっているということが、とてもありがたかったです。日中のODAの良い点と欠点を考え、協力してODAを行うことができるように思考を凝らすことも、さらに良好な日中関係を築く上で非常に大切な観点であると思いました。」(2年生男子)。
ページ公開日:2018年12月19日
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