2019年08月29日

金融機関による問題解決型の金融ワークショップが実施されました!

法学部では、実践型の産学連携プロジェクトとして「金融ワークショップ(ビジネス&ロー・ワークショップⅢ)」を経営学部との連携の下、毎年度実施しています!
この授業は、金融業界のエキスパートを招聘してワークショップを行うものです。今年も三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、日本証券業協会、損害保険協会、生命保険協会のエキスパートの方をお迎えし、ワークショップを実施しました。
学生は、業界実務に係る課題をグループで調査・検討し、その結果をチーム提案として発表しました。その結果、世界や日本の金融機関で活躍する必要な法的資質や経営分析の手法を身に着けることができました!
第1回の授業では、三井住友銀行で本学法学部OBの増田久則氏が担当講師として銀行の三大業務(預金・貸金・為替)について講義が行われ、第2回から第3回にかけて同じく三井住友銀行の担当講師・中庭稔氏と清水淳平様により、事業承継問題に関するワークショップが行われました。
第4回から第6回の授業では、三菱UFJ信託銀行の担当講師・正岡利之氏と長尾和幸氏から、昨年と同様、受託財産業務の概要よび資産運用の流れ、運用理論の基礎知識を教わり、「年金ポートフォリオの考え方」についてグループワークを行い、パソコンを使って実際にポートフォリオ(資産の組合せ)の作成を行いました。

その後も、日本証券業協会、損害保険協会、生命保険協会の講師から、それぞれの業界の概要説明を受けた後、業界特有の実務問題が提起され、それを各グループが調査・検討し、その結果を発表しました!
三井住友銀行とのワークショップについて、学生からは、「事業を営む者にとって自分の事業を子供に承継させるといった事業承継がとても重要であることがわかりました。まず、子供のうち誰に事業を承継させるのかという問題がありますが、肝心の子供の方がやる気がなかったり、やる気はあってもその手腕に不安があるなどの場合もあります。そのような場合にその不安定さを補う形での事業承継プランを考える必要があります。」(法学部3年)
「子供の一人に事業を承継させるとしても、それ以外の子供から不満が出ないように、一定の財産を承継させるなどの対策も必要となります。このように事業承継は様々な部分に気を使わなければならず、とても奥が深いです。」(法学部3年)などの声がありました。

三菱UFJ信託銀行とのワークショップについては、
「資産運用の上ではさまざまな顧客からの要望に沿った運用を考える必要がありますが、世界の情勢や運用商品の性格から来る制約も考え合わせる必要があり、それを顧客のニーズにあわせるべく、どれだけ合理的な説明ができるかという点がさらに大事であることを学びました。」(法学部3年)
「リスクやリターンや各国のメリット・デメリットをまずもって把握することが大事で、それを比較検討し、顧客の要望に応えるべく、ポートフォリオを作成するのは大変難しいことだと感じました。」(法学部3年)
また、金融ワークショップ全体については、「ひとくちに金融といっても、銀行業務、信託業務、生保、損保、証券といった様々な分野があることがわかりました。それぞれに得意な分野があり、その分野を中心に顧客の資産運用のニーズに応えるわけですが、顧客もその年齢や性別、職業等によりそれぞれにニーズが異なります。また、顧客が直面している問題にも対処しなければなりません。金融機関の役割はとても重要であることをこの講座で学びました。」(法学部3年)
「講師の方々はどの金融機関であってもとても真剣に顧客のことを考えており、そして自身が行っている業務と所属している企業に誇りを持っていることが伝わってきました。自分が企業に入ったときの企業人としての働き方もこの講座で学びました。」(法学部3年)
ページ公開日:2019年08月29日