2019年10月09日

公共政策・行政コースで、第1回「公共政策ワークショップ」が開催されました

この授業は、2年生を対象に、学生参加型のグループプロジェクト形式で実施され、公共政策の最前線で活躍する実務家を招聘して、活発に議論が展開されます。
今回は、福井市役所の河輝氏から、「地方分権化と福井市のまちづくりの現状と課題について」というテーマで講義を行っていただきました。人口減少期に突入した日本社会の現状を背景に、生き残る自治体の条件として、「若年女性が活躍できる雇用の創出や労働環境の整備」、「子育てしやすい環境と地域ネットワーク」にフォーカスを当て、福井市の取り組みについて説明がありました。

河氏の報告を受けて、事前にグループごとに協働学習を通して研究を進めてきた学生達から、積極的に質問が提起されました。

「中核市に移行した福井市では、連携中枢都市圏のビジョンで広域連携を進めていますが、とくに観光政策として広域観光周遊ルートをどうデザインしようとしていますか。また、国別のターゲティングで、タイとフランスをメインターゲットに設定しているが、それはなぜですか?」

「福井県は都道府県別の幸福度ランキングで全国第1位にもなっていますが、しかし20〜24歳の進学・就職を理由とした社会減が顕著です。若者の地元への定着や、U・I・Jターンの推進に向けて、具体的にどのような取り組みを行っていますか?」
など、事前のアクティブ・ラーニングの成果を生かして、課題を的確に捉えた質問が多く出され、講師の河氏と活発な質疑応答が展開されました。

最後に、河氏からは学生たちに、「現在と未来に責任を持つ公共政策の可能性」を追求してくださいとの期待が寄せられました。
ページ公開日:2019年10月09日