• 法学部トップ
  • 法学部NEWS
  • 法学部「国際平和・外交コース」の授業でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所) 駐日事務所法務部の葛西伶氏が講義!

2022年08月22日 16時06分

法学部「国際平和・外交コース」の授業でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所) 駐日事務所法務部の葛西伶氏が講義!

    右から三番目が葛西伶氏

     

    法学部の「国際平和・外交コース」のコース科目のひとつに「国際平和・外交チュートリアル」があります。本科目は、国連や企業、NGOからお招きする実務家によるレクチャーと学生によるグループ・プレゼンテーションを組み合わせた授業で、3年次を迎えた「国際平和・外交コース」生が地球的課題について考えるとともに、コースの想定するグローバルな進路を勝ち取れるようにサポートする授業となります。今年度春学期の本授業では、4名の外部講師をお招きしましたので、順次、紹介していきたいと思います。

     

    外部講師を招いての最初の回となった5/18の「地球市民社会演習①」の授業では、「難民問題と国連」と題して、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所法務部の葛西伶氏を講師にお招きし、講義を行っていただきました。

    葛西氏からは、まず難民とは何か、難民を取り巻く世界の現状、日本における難民についてお話がありました。その中で、「UNHCR難民高等教育プログラム(RHEP)」についての紹介がありました。このプログラムには創価大学も参加しており、2017年4月より毎年学部生を奨学生として受け入れ、2022年度からは大学院生の受け入れも開始しました。続いて、UNHCRの支援内容、「難民に関するグローバル・コンパクト」とこれからの難民保護についてお話があり、最後に私たちとしてどのような支援ができるのかについて紹介がありました。その後、「6月20日の「世界難民の日」にむけて、日本の人々の難民問題への意識を高めるためにできる企画について話し合う」とのテーマが提示され、グループディスカッションを通じて、様々な企画が出されました。また、ご自身のキャリアパスを含め、学生からの質問にも丁寧に答えてくださいました。

     

    講義を通して学生からは、「今回は、ご多忙のところ貴重な講演をしていただきありがとうございました。葛西様がご講演の中でおっしゃられていた、「『難民』という人はいない。ただ、『難民』をバックグラウンドにもつ人』がいるだけ」という言葉が一番印象に残りました。私自身も、「難民」というワードを聞くと、自分とは違う世界に生きる人、自分たちとは違う人という、ある種の差別意識がありました。しかし、難民に対するそうした視点は正しいものではなく、あくまで私たちと同じ普通の人として接することが重要であるということを再認識できました。」などの声がありました。

     

     皆さんも「国際平和・外交コース」(2023年度から「地球平和共生コース」に名称変更)で学び、卒業後のキャリアに繋げていく貴重な機会を手にしてみませんか。

    ページ公開日:2022年08月22日 16時06分
  • キャンパスガイド2023法学部
  • 在学生からのメッセージ
  • 卒業生からのメッセージ
  • キラめき★学生REPORT
  • バッキンガム大学留学日記