2022年08月26日 17時26分

2022年度 金融機関による問題解決型の金融ワークショップが実施されました!

    法学部では、実践型の産学連携プロジェクトとして「金融ワークショップ(ビジネス&ロー・ワークショップⅢ)」を経営学部との連携の下、毎年度実施しています!

     

    この授業は、金融業界のエキスパートを招聘してワークショップを行うものです。今年も三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、日本証券業協会、損害保険協会、生命保険協会、三井住友カードのエキスパートの方をお迎えし、ワークショップを実施しました。

    学生は、業界実務に係る課題をグループで調査・検討し、その結果をチーム提案として発表しました。その結果、世界や日本の金融機関で活躍する必要な法的資質や経営分析の手法を身に着けることができました!

     

    第2回から第3回(第1回はガイダンス等)にかけて、三井住友銀行の担当講師・川端義彦氏により、中国への企業進出に関するワークショップが行われました。

     

    第4回から第6回の授業では、三菱UFJ信託銀行の担当講師・正岡利之氏と長尾和幸氏から、昨年度と同様、受託財産業務の概要よび資産運用の流れ、運用理論の基礎知識を教わり、「年金ポートフォリオの考え方」についてグループワークを行い、パソコンを使って実際にポートフォリオ(資産の組合せ)の作成を行いました。

    その後も、日本証券業協会、損害保険協会、生命保険協会、三井住友カードの講師から、それぞれの業界の概要説明を受けた後、業界特有の実務問題が提起され、それを各グループが調査・検討し、その結果を発表しました!

     

    実務家とのワークを通しては思ったこととしては、「どの企業も何十年後の業界のことを考えて新たな活動に取り組んでいるのを感じて、広い視野を持つことは重要だと感じた。」(法学部3年)

    「大学生の私たちでも、ポートフォリオを作成し、お客様へのご提案ができることがうれしかった。日本の商品を海外で流通させるための提案では、私たちの提案を高く評価してくださり、実施したいとおっしゃってくださったことに感銘した。」(法学部3年)

    また、ワークショップを通して学んだこと、挑戦したことについては、「グループメンバーと協力して金融について調べたり、自分たちのアイデアを提示することは、とても有意義であり、勉強になった。」(法学部3年)

    「経営学部と法学部では、専門的に学んできたことが違うからこそ、それぞれの学びを活かし、分担してグループワークに取り組むことができた。」(法学部3年)

     

    ワークショップの全体を通じて、受講生からは、「テーマに沿って意見を出し合い、それをまとめることはもちろんのこと、様々な視点から物事を考えることの大切さを学んだ。」(法学部3年)

    「学生の視点から見ている金融社会と実際の現場で働く人の視点は違うので、お互いが刺激し合えることができる講座だった。」(法学部3年)

    「固定概念やこれまでの実績にとらわれた提案ではなく、何の知識もない私たちからこそできる創造力を生かした提案がこれからの未来像にとって重要であることを学んだ。」などの声がありました。

    ページ公開日:2022年08月26日 17時26分
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