2022年10月04日 10時26分

創価大学教育フォーラム第1回法学部分科会を開催しました!

    2022年10月1日(土)に、武蔵野大学法学研究科長、同大学法学研究所長、同法学部教授の池田眞朗先生をお迎えし、創価大学教育フォーラム第1回法学部分科会として講演会を開催しました。

    池田眞朗先生は、「法学部におけるSDGs・ESG教育」をテーマに講演され、武蔵野大学法学部における2018年以降の「SDGs教育」の取り組みの実績を紹介しながら、「法律学で必要なのは、想像力(Imagination)と創造力(Creativity)」であること、そこにはSDGsの発想である「Sustainability持続可能性」が最も大事な視点であることを指摘されました。SDGsの発想を民法・金融法へ応用することで、新たな担保制度(ABLという融資形態)を説明することができること、また、その発想は、ビジネス法務学の確立に不可欠であることにも言及されました。そして最後に、SDGs教育は、知識や技術の教育にとどまらず、基本的な考え方や判断力を植え付ける人材教育であるべきことを強調されました。

    参加した教員一同、SDGs教育のあり方について視野を広げるとともに、新たな視点を持つ大変貴重な機会となりました。

     

     

    池田眞朗先生のプロフィール

    1949年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)(慶應義塾大学)。武蔵野大学法学研究科長、同大学法学研究所長、同法学部教授、慶應義塾大学名誉教授。

    専門は民法債権法および金融法。

    司法試験(旧・新)考査委員(新司法試験民法主査)、フランス国立東洋言語文明研究所招聘教授、国連国際商取引法委員会(UNCITRAL)国際契約実務作業部会日本代表、日本学術会議法学委員長、金融法学会副理事長等を歴任。動産債権譲渡特例法、電子記録債権法の立案・立法に関与。

    ページ公開日:2022年10月04日 10時26分
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