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  • 法学部「国際平和・外交コース」の「人間の安全保障ワークショップ」の授業で、ピースボート共同代表でICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)国際運営委員の川崎哲氏が講演されました

2024年01月23日 15時00分

法学部「国際平和・外交コース」の「人間の安全保障ワークショップ」の授業で、ピースボート共同代表でICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)国際運営委員の川崎哲氏が講演されました

昨年12月20日、法学部「国際平和・外交コース」の「人間の安全保障ワークショップ」の授業において、ピースボート共同代表でICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)国際運営委員の川崎哲氏が「核兵器 禁止から廃絶へ」と題しコース生に講演を行いました。

最初に川崎氏は、学生時代に行ったイランの人々との交流やアルメニアのハンガーストライキの経験、日本でボランティアに従事していた様子などを紹介、自らの活動の原点を語られました。さらに、ピースボートの活動を通して、核兵器の問題は使う側ではなく、被害を受ける側である下から語らなくてはならないと強調されました。核保有国であるロシアによるウクライナ侵攻は、核抑止論に基づく安全保障体制の脆弱性を露呈するものであり、核兵器が使用された際には地球規模で核の飢饉(Nuclear Famine)が起きるとのシミュレーションもあり、核兵器で勝つ国は存在しないと訴えられました。

受講した学生からは、「核の問題を考える際に、上からの視点ではなく、下からの視点を持つことが重要だと学び、被害者の目線に立って考えることの重要性を改めて感じました。また、核の問題を自分の国からの視点に立ってしか考えることができないという問題についても知り、自国から出て、世界から自分の国をとらえなおす必要性があると感じました。」といった声や「川崎先生のお話をきき、地道だとしても、核兵器の恐ろしさと非人道性をヒバクシャの方々とともにずっと発信し続けてこられ、しかも堂々とそれを貫いていらっしゃる姿を見て、とても感銘を受けましたし、励まされました。」といった感想がありました。

ページ公開日:2024年01月23日 15時00分
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