法学部「国際平和・外交チュートリアル」の授業でJICAの宇原英美氏が講演されました!

本学卒業生でJICAパキスタンでノンフォーマル教育支援のモニタリング専門家を務める宇原英美氏が5月15日に行われた法学部「国際平和・外交チュートリアル」の授業で「国際平和・外交コース」生に講義を行いました。

当日は、宇原氏が駐在するJICAパキスタンのプロジェクト事務所と創価大学をオンラインでつなぐ形で行われました。「二国間援助:日本の教育支援の現場」とのテーマで、宇原氏がこれまで取り組まれてきた国際教育協力分野について、その意義や各支援機関の役割などを示された後、ご自身のキャリアパスを通して得られた知識や経験が実際にどのように活きてきたのか等、具体的な業務内容を通してお話がありました。
さらに、JICA本部で教育支援に携わった西アフリカ地域、とりわけニジェールにおける教育の状況がいかに深刻であるかについて、写真や動画を交えてわかりやすく教えて頂きました。また、現在駐在するパキスタンにおいて、現地の状況に合わせて政策から学校現場まで多層的に様々な方策で教育支援に取り組まれている様子が紹介されました。

受講した学生からは、「国際教育協力・支援に関するキャリアパスや具体的な取り組みをJICAの事例を交えながら説明してくださったのですごくわかりやすかった。実際に、本学卒業生の進路選択の事例を聞くことができたため、自分自身の進路を明確にし、その進路を獲得するための具体的な情報を得ることができた。」といった感想がありました。また、「JICAの方々が教育の機会を得られない人々のために誰一人取り残さないための方策を考えているという事例から、自身も誰かのために努力できる人材に成長したいと改めて感じる時間となった。」などの声がありました。

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