2024年度「ビジネス&ロー・ワークショップⅢ」(金融ワークショップ)
法学部では、実践型の産学連携プロジェクトとして「金融ワークショップ(ビジネス&ロー・ワークショップⅢ)」を経営学部との連携の下、毎年度実施しています!
この授業は、金融業界のエキスパートを招聘してワークショップを行うものです。今年も三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、日本証券業協会、損害保険協会、生命保険協会、三井住友カードのエキスパートの方をお迎えし、ワークショップを実施しました。
学生は、業界実務に係る課題をグループで調査・検討し、その結果をチーム提案として発表しました。その結果、世界や日本の金融機関で活躍する必要な法的資質や経営分析の手法を身に着けることができました!
第2回から第3回(第1回はガイダンス等)にかけて、三井住友銀行の担当講師・川端良彦様により、中国への企業進出に関するワークショップが行われました。
第4回から第6回の授業では、三菱UFJ信託銀行の担当講師・長尾和幸様から、昨年度と同様、受託財産業務の概要よび資産運用の流れ、運用理論の基礎知識を教わり、「年金ポートフォリオの考え方」についてグループワークを行い、パソコンを使って実際にポートフォリオ(資産の組合せ)の作成を行いました。
その後も、三井住友カード、日本証券業協会、損害保険協会、生命保険協会の講師から、それぞれの業界の概要説明を受けた後、業界特有の実務問題が提起され、それを各グループが調査・検討し、その結果を発表しました!
実務家とのワークを通しては思ったこととしては、「自分は保険や株式をやっておらず、知識ゼロから実務家の方々の講義を受けてみて、金融機関が人々の暮らしに密接に関わっていることを知ることができた」(法学部3年)
「どの企業でも金融機関との関わりがあることがわかった」(法学部3年)
また、ワークショップを通して学んだこと、挑戦したことについては、「グループ内で内容の理解を一致させ、発表に向け、役割分担が重要であることが分かった。積極的に発言し、自分の担当する部分の深掘りを徹底した」(法学部3年)
「経営学部の知識や法学部の論理的思考を合わせてグループワークをすることはとても新鮮だった」(法学部3年)
ワークショップの全体を通じて、受講生からは、「金融の仕事内容やプレゼンテーションの仕方を学ぶことができた。」(法学部3年)
「金融機関で実際に働いている方のお話を聞いて、証券や保険など、私たちの日常に深く関わっていることが認識できた」などの声がありました。



