法学部科目紹介「まちづくり八王子フィールドワーク」(2024年度)
法学部の「公共政策・行政コース」は、公共政策学の学びを通して、「現状分析→課題抽出→解決策の立案」という分析スキルを身につけ、公共政策の最前線で活躍するためのコースです。
このコースでは、「まちづくり八王子フィールドワーク」を開講しています。八王子市役所と連携し、「八王子市の地域社会の現場を実際に観察し、直面する課題を発見し、その解決策を市に提案する」探究型の授業であり、目・耳・肌でリアルに学ぶことができます。
今年度は、「大学生が担う地域貢献」をテーマに実施しています。
【Step1】八王子市職員から地域の現状と取り組みについて講義を受けます。
【Step2】地元住民の案内のもと、滝山城跡などの観光資源の活用方法や地域農産品のPR方法を考えるためのフィールドワークを行います。
【Step3】現場視察の成果をもとに、学生が八王子市側に「解決策」を提案します。
【Step4】さらに、市と地元住民の話し合いの場である「地域協議会」にも参加し、協議会の運営や意見調整にも関わっています。
このように密度の高い「探究型授業」を通して、学生たちは社会で活躍するための「現地調査・企画立案・運営実施」という実践的能力を磨いています。公務員志望の学生にとって魅力ある創価大学法学部ならではの特色ある授業です。