【法学部】前田幸男ゼミが中道改革連合の国会議員へ政策提言を行いました
2026年3月4日および11日、本学法学部の前田幸男ゼミ(惑星政治学)に所属する学生たちが、衆議院議員会館にて中道改革連合の諸議員に対し、持続可能な社会の実現に向けた政策提言を行いました。
3月4日には、中川宏昌衆議院議員および福重隆浩衆議院議員に対し、「流域単位での自然回復機能の制度化」に関する提言を実施(1)。続く3月11日には、山崎正恭衆議院議員に対しては「自給遊園(じきゅうゆうえん)の制度化」に関する提言(2)を行い、活発な意見交換がなされました。
提言の背景と内容
1. 「流域治水」については、従来の「封じ込める防災」から、自然の回復力を活かした「しなやかに受け流す国土づくり」への転換を訴えました。惑星政治学に基づく治水・森林政策の再設計 気候変動による水害の激甚化に対し、河川法と森林法を連携させた新しい流域管理のあり方を提案しました 。
主な提案事項:河川法第1条(目的)への「流域水循環の回復」の明記、森林の保水機能を治水計画の数理モデルに算入する制度構築、および木質素材を用いた治水構造物の標準化。
2. 「自給遊園」による地域循環型社会の創出:農業人口の減少や食料自給率の低下といった課題に対し、都市公園や耕作放棄地を、遊びながら自給し学べる多機能な場「自給遊園」として再生する提案を行いました。
主な提案事項:都市公園法や農地法の規制緩和、および「自給遊園特例用途地域」の創設による、柔軟な土地活用の実現。
学生のコメント
「現場の知恵と法制度の橋渡しを目指し、約1年をかけて議論を重ねてきました。議員の方々からは『非常に具体的で、法改正の議論に資する内容だ』との評価をいただき、自分たちの学びが社会を動かす一歩になる手応えを感じることができました。」
前田ゼミでは、今後も2030年のポストSDGsを見据えた具体的な政策立案に挑戦してまいります。