防災対策

災害に備えて

本学では、災害に備えて以下の取り組みを行っております。
  • 非常用食料品の備蓄(4,000人分×3食分×3日分)
  • 避難訓練の実施
  • 災害対策マニュアルの配布
  • 安否確認システムの導入
  • AED、イーバック+チェア(階段避難車)の設置
総合体育館に設置された耐震構造の備蓄倉庫には、4,000人分の非常用飲食糧を3日分備蓄しております。避難訓練は毎年1月に職員による避難訓練が行われ、災害時における職員の対応について訓練しております。また、男女学生寮でも毎年5月に避難訓練を実施しております。

2015年度から隔年で学生教職員参加の全学総合防災訓練を実施しています。授業中に八王子市内で震度6弱を観測する大地震が発生したことを想定して行った訓練では約5,000人が参加しています。体験コーナーとして、煙体験ハウスや倒壊建物救助、放水訓練、AED体験コーナー、地震体験を設けて、体験学習をおこないました。予期せぬ大震災に対して、創価大学関係者の安全確保のため、防災教育をおこなっています。また、本学では災害時の初動について、全学生、教職員に携行用の災害対策マニュアルを配布しています。更に、災害時における全学生、教職員の無事を確認するため、2011年10月より、「安否確認システム」を導入しました。このシステムは、災害発生時に、事前に登録されている個人の携帯電話、携帯メール、PCメールに安否確認の通知が発信され、そこに返答することで安否報告をおこなうものです。全学総合防災訓練にて、通報訓練をあわせて実施しています。
このシステムは、関東と関西の2拠点にサーバーを持つため、八王子市にて大規模な震災が起こった場合でも運用が可能です。また、災害により、電話がつながりにくくなった際に、家族との連絡が取れるよう、本学専用の災害伝言ダイヤルサービスも利用できるようになりました。

本学ではAEDを34か所(敷地外学寮含む)、意識不明や負傷による歩行困難者を乗せて階段を下ることができるイーバック+チェア(階段避難車)を10か所に設置しております。

AED(自動体外式除細動器)設置場所

現在、創価大学には34台のAEDが設置されています。設置場所は以下の通りです。
中央教育棟1Fロビー、保健センター、本部棟5F防災センター、正門総合案内所、学友会本部内、理工学部棟、教育学部棟、看護学部棟、中央図書館1Fロビー、学生ホール1Fエントランス、総合体育館3F警備室、短大1Fロビー、池田記念講堂1F、太陽の丘クラブハウス玄関、ワールドグラウンド野球部、松風センター2F階段、滝山国際寮、滝山寮、宝友寮、友光寮、桂冠寮、パイオニアホール、万葉国際寮、白萩寮、朝霧寮、陽光寮、香峯寮,、桜香寮、創春寮、サンフラワーホール、秋桜寮、朝風寮、香友寮、緑風合宿所

学生の取り組み

本学には、「救急救命サークル」という学生団体があります。2003年に創設された「救急救命サークル」は学生に対して、救急救命の知識と技能を広く普及させることを目的とし、年に数回、学内で救急救命講習会を実施。講習会に参加した本学学生教職員は、「災害時支援ボランティア」として認定され、八王子消防署に登録され、地震や台風などの大規模災害発生時等に、この登録ボランティアに対し、八王子市が行う災害対策上必要があると認める時に八王子消防署を通じて協力を要請し、災害対策の活動を協力することになっています。八王子市では初の協定となります。

地域との連携

本学では、地域協力の一環として、本学第一グランドを「広域避難場所」とし、大学周辺に誘導看板を設置しております。また、八王子市の要請を受け、同グラウンドは「災害時におけるヘリコプター臨時離着陸場」としても指定されております。
また、八王子市には、市内にある23大学が加盟する大学コンソーシアム八王子があり、「災害時用備蓄等の物資の供給等に関する相互応援協定」を締結しております。本学は北部ブロックの代表校となっており、災害時には、ブロック内の大学と連携を取り、応援体制を取ります。

災害対応マニュアル