丹木の歳時記2020 如月(一)

冬から春へと移る季節を分ける「節分」。家から鬼が追い出される翌日は立春です。陰暦2月の「如月(きさらぎ)」は「更衣」「生更ぎ」とも書く如く、着物を更に重ねて着るような寒さの中で、草木の芽生えも始まります。前回の本欄で紹介した雪中四友に続いて咲き始めるのは福寿草(フクジュソウ)に節分草(セツブンソウ)、満作(マンサク)など。早春にいち早く咲くことで、受粉を助ける虫たちを他に先駆けて呼び寄せているのでしょう。日一日と春の足音は確実に近づいてきています。
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