丹木の歳時記2021 葉月(一)

暦の上では立秋を迎えましたが、厳しい残暑が続いています。キャンパスでは朝からミンミンゼミやアブラゼミ、ツクツクボウシの鳴き声が賑やかに聞こえてきます。「文学の池」に趣くと、しばし暑さを忘れて蓮に見とれてしまいます。一方、何とも不名誉な名前の屁糞葛(ヘクソカズラ)や継子の尻拭い(ママコノシリヌグイ)も見かけます。その匂いから名前がついたという屁糞葛はコーヒーの木と同じアカネ科に属します。継子の尻拭いには棘があり、それで継子の尻を拭うという残酷な想像から名前がついたとか。植物の立場に立てば、捕食されないような匂いや棘を進化の過程で身につけたのでしょう。ユニークな名前がつけられていても植物には罪はないのです。

蓮(ハス)
蓮(ハス)
蓮(ハス)
蓮(ハス)
蓮(ハス)
蓮(ハス)
蓮(ハス)
蓮(ハス)
屁糞葛(ヘクソカズラ)
屁糞葛(ヘクソカズラ)
継子の尻拭い(ママコノシリヌグイ)
継子の尻拭い(ママコノシリヌグイ)
水引(ミズヒキ)
水引(ミズヒキ)
睡蓮(スイレン)
睡蓮(スイレン)
ミヤマアカネ
ミヤマアカネ
オオシオカラトンボ
オオシオカラトンボ
ハグロトンボ
ハグロトンボ
シオカラトンボ
シオカラトンボ

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