丹木の歳時記2022 睦月(一)

大寒から節分までは一年で最も気温が下がる時期。氷が張る「文学の池」には先日までいた真鴨(まがも)の姿も見当たりません。中央図書館の前の梢で見つけた丸い物体。カマキリの卵かと思いきや、さにあらず。どうやらドロバチの巣のようです。ドロバチの親は蝶や蛾の幼虫を狩ってきて巣に蓄え、自分の幼虫の餌にするそうです。「平安の庭」で見かけたのは尉鶲(ジョウビタキ)の雄。この辺りをなわばりにしているのかもしれません。しばらくは真冬の寒さが続くことでしょうが、紅白の梅が凛として咲き香っています。
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