丹木の歳時記2022 神無月(一)

金木犀(キンモクセイ)の香りに見送られて韓国の大学関係者が帰国の途に就きました。先月から約一ヶ月の滞在期間中、秋のキャンパスを満喫されたようでした。かの大学と本学が学術交流協定を結んだのは20年以上前のこと。それを機に初来学された折はほぼ日本語が話せず、通訳を介しての対面となりました。以来、訪日を重ねる中で日本語を学び、今では日常生活に支障がないまでに。本年初頭、軽くはない病に罹患された夫人の病状が回復し、夫妻で来日されたことは望外の喜びでした。お二人の離日を惜しむかのように韓国の国花ムグンファ(和名ムクゲ)が咲いています。長(ちょう)じてからも真(しん)の友を得ることはできる。そのことを教えてくれた大切な存在です。トマンナヨ!(また会いましょう)
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