丹木の歳時記2022 霜月(三)

すっかり葉を落とした「平安の庭」の葉団扇楓(ハウチワカエデ)と入れ替わるかのように、モミジの紅葉が始まりました。ところで先日放送された番組(NHKスペシャル)に寄れば、常緑樹と落葉樹は地下のネットワークでつながり、養分をやり取りしているそうです。落葉樹が葉を落とす冬には常緑樹から落葉樹へ、落葉樹が盛んに光合成する夏はその逆に養分を送りあっているというのです。そしてこのネットワークを媒介しているのが菌類。植物の80%は菌類と共生しているそうで、菌類は土から吸収したリンや窒素などの栄養分を植物の根に送り込み、樹木が光合成で得た栄養を受けとります。菌類を通して森の木々はつながり、助け合っている。人間の目には見えない共生の世界が地下には広がっているのです。

「平安の庭」
「平安の庭」
葉団扇楓(ハウチワカエデ)
葉団扇楓(ハウチワカエデ)
「平安の庭」付近
「平安の庭」付近
モミジ
モミジ
楷の木(カイノキ)
楷の木(カイノキ)
竜胆(リンドウ)
竜胆(リンドウ)
山茶花(サザンカ)
山茶花(サザンカ)
山茶花(サザンカ)
山茶花(サザンカ)
ヤマノイモ
ヤマノイモ
「文学の池」
「文学の池」
中央図書館
中央図書館
富士山
富士山)

「丹木の歳時記」への感想はこちらまで

E-mail:publicrelation@soka.ac.jp
Facebookの「いいね!」やツイートも執筆の励みになります。

Instagramでも丹木の里の四季折々を紹介しています。創価大学公式アカウントはこちらから

Share

Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend