丹木の歳時記2023 如月(二)

開学以来、多くの男子学生が青春の一頁を刻んだ滝山寮が解体されました。親元を離れ、1年間もしくは2年間。全国から集った12人が同じ部屋で学び、笑い、涙し、時に 夜を徹して語り合った日々は生涯忘れられない思い出となっていることでしょう。ある年の年末から早春のこと。滝山寮の全寮生を対象に創立者・池田先生との会食会が3回に分けて開催されました。美味しい料理を味わいながら創立者と過ごした時間は、寮生にとって掛け替えのないひとときでした。この折、年度末までに寮を卒寮するメンバー全員で大きな和紙に名前を寄せ書きし、真ん中のスペースをあけて創立者に提出。3回目の会食会の翌日、寮に戻った寄せ書きの中央には墨痕鮮やかな揮毫が認められていました。「私は君達を一生守る。それが私にとって最大の幸福であるからだ」と。その日(1983年2月17日)から40年。時は移り建物は無くなったとしても、創立者の言葉は当時の滝山寮生の胸中深く刻まれています。

本部棟
本部棟
福寿草(フクジュソウ)
福寿草(フクジュソウ)
節分草(セツブンソウ)
節分草(セツブンソウ)
馬酔木(アセビ)
馬酔木(アセビ)
蒲公英(タンポポ)
蒲公英(タンポポ)
水仙(スイセン)
水仙(スイセン)
蝋梅(ロウバイ)
蝋梅(ロウバイ)
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ
満作(マンサク)
満作(マンサク)
紅梅(コウバイ)
紅梅(コウバイ)
白梅(ハクバイ)
白梅(ハクバイ)
椿(ツバキ)
椿(ツバキ)

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