丹木の歳時記2025 卯月(三)

朝日、毎日、日経は土曜日、読売、産経は日曜日。各紙の書評欄が掲載される曜日です。取り上げられる本の選定にも各社のカラーが表れているように思えます。書評欄に目を通し、興味を引かれた本の著者とタイトルをメモしておきます。そこで強い味方になってくれるのが100万冊以上所蔵されている本学の中央図書館。館のHPで検索すると読みたい本はたいてい揃っています。中には「発注中」や「整理中」もあり、「貸出中」もありますが、同じ本に関心のある同志を見つけたようで嬉しいものです。1年2か月の獄中生活で600冊を読破したという吉田松陰のようなハイペースには及びませんが、20~30冊まとめて借りて、読んでは返しを繰り返す。それでも読みたい本の多さに読書ペースが追いつきません。そうこうしているうちに、また週末がやってきて書評欄を開くと、読みたい本がさらに増えていきます。誠に罪深いページと言わざるを得ません。一時期『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という本が話題になりましたが、そんな悠長なことは言っていられません。限りある人生の中で読むべき本、未読の本はあまりにも多い。新入生の皆さんも早速図書館に足を運び、膨大な知の世界の扉を叩いてみてはいかがでしょうか。












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