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2022年01月04日

【Dear.高校生】創価大学ってどんなところ?#6 最近よく聞く「SDGs」に積極的に取り組む大学

    この前「総合的な学習の時間」で

    「SDGs」について学んで、

    これから何をしたらいいか、話し合ったね。

    受験校を決めていく中で、

    大学ではどんな取り組みができるのか興味が湧きました。

    創価大学では、SDGsの達成に向けて、

    教員と学生が力を合わせて、積極的に取り組んでいるよ。

    授業や研究、ゼミやサークルの取り組みを紹介します。

    創価大学での取り組みを紹介!

    教員から学生へ:授業・研究

    経済学部授業:世界経済

    「世界経済」の授業では、「持続可能な経済を目指して」との副題のもと、持続可能な開発とは何かを考え、特に気候変動については、その原因や状況について科学的な知識を得ると同時に、政府の政策がどうあるべきか、どのような経済社会システムへの転換が必要なのかを皆で議論しています。また、私自身の研究では、現在、ベトナムにおけるグリーン経済の進展度を検証しつつ、気候変動による影響にどのように適応していくべきかの調査を進めています。気候変動の影響は、どの国でもすでに起きていますが、特に途上国にとっては、その影響をいかに最小限にし、または適応しつつ、持続可能な形で開発できるかが、今後の大きな課題になってきており、そのアプローチについて研究を続けています。

    法学部授業:環境法

     法学部の「環境法」では、公害・環境問題をはじめ、廃棄物・リサイクルに関する法政策、地球温暖化と環境規制等を取り上げ、循環型社会における持続可能な社会の構築を目指し、人間社会と環境のあるべき関係性を学びます。身近な地域と企業、自治体や国家等の相互関連を考慮しつつ、地域および地球レベルにおける環境問題の解決に向けて、環境法規および環境マネジメント手法の知識等を修得します。
     

    理工学部研究:廃棄物を有価物に



    近年の人口増加に伴う栄養塩の流入や外来種の移入により、エチオピアのタナ湖で水草(ホテイアオイ)が過剰繁茂して環境汚染や経済的損失を引き起こしています。それらの水草をリモートセンシング技術等のICTを駆使して適切に管理・回収し、回収したバイオマスから有価物(バイオガス、メタン発酵消化液、バイオ炭、微細藻類、野菜、作物など)を生産するプロセスを研究開発することで、環境保全と経済成長を両立させる現代版アフリカ里湖(さとうみ)循環型社会の構築を目指します。

    学生から社会へ:ゼミ・サークル

    経済学部ゼミ:マイボトル用ウォーターサーバー


    大学内でペットボトル削減活動を行っている経済学部西浦ゼミ・チームPLASSの学生提案により、学内9箇所に導入しました。学生独自によるマイボトルの使用状況に関するアンケ―トの結果、多くの学生がマイボトルを所有するも、給水できる場所がないことが課題にありました。
    マイボトルを使用してペットボトルの消費を軽減することは、プラスチックゴミを減らすことに繋がり、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)のうち「SDG6安全な水とトイレを世界中に」「SDG13気候変動に具体的な対策を」「SDG14海の豊かさを守ろう」などに寄与します。

    文学部ゼミ:市内の外国人と飲食店を繋ぐ


    八王子で学ぶ留学生や外国人の方が自身の食文化に合う店や、安価でありながら、味や量にも満足のいく飲食店を探せるよう、ウェブ上の「HACHIOJI MAP」に店舗情報を掲載します。飲食店に訪れた留学生が、SNSを通じて食事の感想などを投稿することにより、留学生だけでなく市民にもお店の魅力が周知されます。また、飲食店には募金箱を設置し、NGOを通して実際に支援の必要な人に届けます。

    文学部ゼミ:人と人をつなぐネットワークづくり


    「まがり」プロジェクトでは、生きづらさを感じる学生に対して、“居場所”や“社会とつながるきっかけ”をつくることを大きな柱として活動しています。家というファーストプレイスや、学校というセカンドプレイスの中に居心地の悪さがあると、人は生きづらさを感じることがあります。それでも、他に居場所があれば軽減することもあると思うのですが、自分で作ろうとしないと“サードプレイス”という安心できる場所がなかなかありません。こういった状況の中で、学生にも生きづらさを感じている人がいるのではないかと思いました。学園都市といわれる八王子で、学生のための居場所づくりができないかと考え、安心して自由に語りあえる語り場「まがり」を開催してきました。

    理工学部ゼミ:美味しくて体に優しいお米のパンで、地域を活性化


    地酒「高尾の天狗」の製造過程で生じる副産物米粉の有効活用の研究を行っています。これまでの研究課程で発見した米粉デンプンの性質と構造の成果を応用して開発した、米粉100%のチョコブラウニーは八王子市内のパン屋で販売されています。2020年度は、さらに研究を応用してプラスチック代替品・食べられるスプーンとバイオプラスティクの開発に向けたプロジェクトを開始。環境問題や食品ロス課題の解決へ貢献していきます。

    サークル:難民問題に映画を通して向き合う


    国連UNHCR協会、ユナイテッドピープル株式会社が主催する本映画祭は、映画を通して難民への理解を広げることを目的に開催しており、大学をはじめ教育機関とも提携し、啓発活動を展開しています。国連が定める平和運動を推進する学生団体「ASPIRE SOKA」との共催で開催します。
    難民問題に対してUNHCRは、SDGsの17の目標のうち「目標2:飢餓をゼロに」「目標3:すべての人に健康と福祉を」「目標4:質の高い教育をみんなに」等と合致する支援を実施しています。映画を通して一人ひとりが難民問題に向き合うことは、SDGsの目標達成に近づくことにもつながると思います。

    SDGsへの取り組み状況のランキングで全国4位にランクイン!

    イギリスの高等教育専門誌『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)』が発表した、SDGs(持続可能な開発目標)の取組状況を評価する「THE University Impact Rankings 2019」にて、世界101-200位(日本の大学で4位に相当)にランクインしました。世界76か国から450大学以上(国内41大学)がエントリーし、京都大学(48位)、東京大学(52位)、慶応義塾大学(91位)に次ぐ4位を取りました。

    ■総合順位:日本の大学で4位(世界101-200位)
    ■個別順位
    ≪上位3項目≫
    目標16  平和、公正                61位
    目標8  働きがい、経済成長      101-200位
    目標4  質の高い教育         201-300位   
    ≪必須項目≫
    目標17  パートナーシップで目標を達成しよう 95位
     
    ページ公開日:2022年01月04日