外部評価委員会

本学では、「創価大学自己点検・評価実施規程」第12条第3項に基づき、本学の自己点検・評価活動の客観性、公平性を担保し、教育・研究事業全般の改善・改革に資する実質的な外部評価を実施することを目的に、外部有識者からなる外部評価委員会を設置しています。
外部評価委員会の開催状況および提言等について、以下のとおり公表いたします。

2024年度外部評価委員会

日時 2024年7月18日(木)
場所 中央教育棟第1会議室(対面)とオンラインのハイフレックス形式
テーマ 2024年度外部評価委員会は、2023年度の本学による取り組みの総括を、学長ヴィジョンに沿った形式(教育・研究・SDGs・ダイバーシティ・経営基盤の構築)で取りまとめ、外部評価委員からの講評を頂く方針とした。

委員
※敬称略

所属・役職は
委員会開催時

委員長 森 朋子 桐蔭横浜大学 学長
委員 大森 昭生 共愛学園前橋国際大学 学長
委員 岡本 淳司 大学通信 情報企画部 部長
委員 中垣 英子 伊藤園 サスティナビリティ推進部 部長
委員 中根 正義 芝浦工業大学柏中学高等学校 校長
委員 南部 かや 八王子市市民活動推進部学園都市文化課 課長
評価結果概要

(1)長所・特色とされた主な事項
・DXを活用した学生支援
・社会のニーズに応じた学びの提供
・内部質保証への学生参画
・重点研究の推進
・全学的なSDGs施策の具体的推進
・サスティナブルキャンパスの検討着手
・高い国際性
・学部・学科を含めた組織再編

(2)課題とされた事項
・地域と連携した学びの発信
・志願者層へ「学びの成果」の発信
・社会課題への貢献を通じた研究力ブランドの構築
・2030年以降のアフターSDGsの検討
・教職員における女性比率の向上
・多様な入学者確保に向けた取り組み

委員会を終えて 外部評価委員会実施報告書(評価報告書提言概要)
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2023年度外部評価委員会

日時 2023年7月7日(金)13時30分~15時30分
場所 中央教育棟第1会議室 対面開催
テーマ 2023年度は2022年度の外部評価委員会においてご指摘を頂いた事項への対応状況を中心に、本学が2022年度に取り組んできた内容に関して外部評価委員からの講評を頂く方針とした。
委員
※敬称略

所属・役職は
委員会開催時
委員長 濱名 篤 学校法人濱名山手学院 学院長・理事長 関西国際大学 学長
委 員 篠永 正徳 元・三井住友信託銀行
委 員 中垣 英子 伊藤園 サスティナビリティ推進部 部長
委 員 中根 正義 芝浦工業大学柏中学高等学校 校長
委 員 南部 かや 八王子市 市民活動推進部学園都市文化課 課長
評価結果概要 (1)長所・特色とされた主な事項
  • データサイエンスやSDGsなど文理横断した教育施策の進展
  • 多様な学生に応じた学習支援
  • 探求型学習支援を通じた高大接続
  • 重点研究の推進
  • 全学的なSDGs施策の具体的推進
  • 地域および国際機関との連携事業
  • 高い国際性
  • 資産運用や寄付金などによる収入の多様化
  • サスティナブルキャンパスへの検討着手
(2)課題とされた事項
  • これまで培ったオンライン、リモート教育の再構築
  • 志願者層への「本学ならではの学び」の発信
  • 社会人も含めた大学院志願者確保
  • 社会課題への貢献を通じた研究力ブランドの構築
  • 産官学連携への参画等を通じた 社会への発信
  • 教職員における女性比率の向上
  • 多様な入学者確保に向けた取り組み
委員会を終えて 外部評価委員会実施報告書(評価報告書提言概要)
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2022年度外部評価委員会

日時 2022年9月7日(水)
場所 オンライン会議
テーマ 2022年度外部評価委員会は2021年度の本学による取り組みの総括を学長ヴィジョンに沿った形式(教育・研究・SDGs・ダイバーシティ・経営基盤の構築)で取りまとめ、外部評価委員からの講評を頂く方針とした。
委員
※敬称略

所属・役職は
委員会開催時
委員長 濱名 篤 学校法人濱名山手学院 学院長・理事長 関西国際大学 学長
委 員 篠永 正徳 三井住友信託銀行 理事 本店法人業務第一部長
委 員 中垣 英子 伊藤園 管理本部 ESG 推進部 部⻑
委 員 中根 正義 芝浦工業大学柏中学高等学校 校長
委 員 南部 かや 八王子市 市民活動推進部学園都市文化課 課長
評価結果概要 (1)長所・特色とされた主な事項
  • 創立者が提案された地球的課題を「世界市民教育科目群」のサブカテゴリ―として「平和・人権・開発・環境科目」を含めて、学生第一の精神を貫きカリキュラムとしてスタートされたことは、高く評価されるべきもの。
  • ティーチング・ポートフォリオを導入し、2023年度までに全教員への展開を目指していることは素晴らしい取り組みであるが、さらに一人一人の教員における授業現場の苦労を吸い上げるとともに、メンターとともに教員自身が振り返りをすることで地に足の着いた教育改善を目的として掲げていることは高く評価できる。
  • プランクトン工学研究所や糖鎖システム融合研究所の重点整備などは、国際学術論文の増加や外部資金獲得という点において、創価大学の研究の独自性を示す観点からも評価できよう。
  • 昨年4月に「気候非常事態宣言」を表明し、エネルギー計画検討部会の継続的な開催、SDGsの各目標と関係の深い履修科目をシラバスで可視化するなど、対外発表だけでなく推進体制や仕組みを整備し、学生のSDGs認知も非常に高いという点が素晴らしい。
(2)課題とされた事項
  • 今後は、社会人の学びなおしという観点から、DXやSDGsのニーズも増えてくることも予想され、例えばデータサイエンス教育の入門編を通信教育部にも導入するなど、時代のニーズに沿ったカリキュラムの拡充も今後ご検討頂ければと思う。
  • 研究における人的リソースともいえる大学院生の少なさは、研究大学を標ぼうする他大学と比較するまでもなく、大きな検討課題である。SDGs等にも注力し、国際機関との連携にも力を入れている大学だけに、自前でそうした人材を育てるという観点からも大学院教育の量的拡大は早急かつ着実に取り組むべきではなかろうかと考える。
委員会を終えて 外部評価委員会実施報告書(評価報告書提言概要)
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2021年度外部評価委員会

日時 2022年3月9日(水)
場所 オンライン会議
テーマ ①内部質保証システム、②教育・研究組織、③教育課程・学習成果、④財政について
委員
※敬称略

所属・役職は
委員会開催時
委員長 沖 裕貴 立命館大学 教育開発推進機構 教授
委 員 小林 浩 リクルート進学総研 所長、「カレッジマネジメント」編集長
委 員 篠永 正徳 三井住友信託銀行 理事 本店法人業務第一部長
委 員 濱名 篤 学校法人濵名山手学院 理事長、関西国際大学 学長
委 員 古瀬 智之 サイバーシルクロード八王子 会長
委 員 溝上 慎一 学校法人桐蔭学園 理事長、桐蔭横浜大学 学長
評価結果概要 (1)長所・特色とされた事項
  • 学生参加の内部質保証を推進していることは、大きな特徴の一つである。
  • 「学生参加型教育の質保証研修会」を実施しており、3つのポリシーやラーニング・アウトカムズと授業の関係性等について、浸透の機会を設けていることは評価できる。
  • SGUの採択を契機に、国際性の実現に向けて教育研究組織の改革を積極的に推進し、2021年にも5つ目の海外拠点となる「創価大学ナイロビ事務所」を開設する等、具体的な取り組みが進められていることは評価できる。
  • 全国に先駆けてデータサイエンス教育推進センターを設置し、データサイエンス副専攻制度を確立して、成績証明書および卒業証明書に記載する取り組みを行っていることは特筆に値する。
  • 周年寄付については大学の尽力そのものであり、学納金の低比率は他大学の追随を許さず、収入の多様化は、安定した財務体質を作り出しており、大変高く評価することができる。

(2)課題とされた事項
  • ディプロマ・ポリシーの達成度については、学生生活アンケートや卒業生調査でどの程度の達成度があったかを把握する必要がある。
  • 時代の要請を踏まえて、産業界からはどのような人材が求められているのか、変化してきているのか、そしてそれに対してどのように対応しているか、といった観点での考察を深めるため、学内、学外の両面での取組みの改善をお願いしたい。
  • 卒業生調査に関しては、卒業生から得られる声の質を上げるためにも、実施方法の見直しやサンプル数を増やす工夫を行うようお勧めしたい。
委員会を終えて 2021年度外部評価委員会報告書ならびに全学自己点検・評価委員会委員長挨拶(PDF)
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2020年度外部評価委員会

日時 2021年1月26日(火)
場所 オンライン会議
テーマ 本学の自己点検・評価報告書の評価
(認証評価の評価基準に則った項目について)
委員
※敬称略

所属・役職は
委員会開催時
委員長 沖 裕貴 立命館大学 教育開発推進機構 教授
委 員 小林 浩 リクルート進学総研 所長、「カレッジマネジメント」編集長
委 員 篠永 正徳 三井住友信託銀行 理事 本店法人業務第一部長
委 員 濱名 篤 学校法人濵名山手学院 理事長、関西国際大学 学長
委 員 古瀬 智之 サイバーシルクロード八王子 会長
委 員 溝上 慎一 学校法人桐蔭学園 理事長、桐蔭横浜大学 学長
評価結果概要 (1)長所・特色とされた事項
  • 「建学の精神」に貫かれ、「学生第一」の精神は全学に深く根付いていること、そこを全ての起点とされた大学運営がなされている。
  • 「学生第一」を掲げる大学として、自己点検・評価に学生が参加し、意見を大学運営に反映させる取り組みは、全国でも先進的な取り組みである。
  • AP事業を機に始めた目標準拠の評価文化がかなり定着しており、本点検・評価報告書の完成度も他大学に比べ、かなり高いものとなっていると考える。
  • 大学の学長・副学長をはじめとした組織的なガバナンス改革、内部質保証を始めとする教学マネジメント改革において、意欲的に取り進めており、高く評価できる。
(2)課題とされた事項
  • 内部質保証に関して具体的にどのような実績があるのか詳細が不明である。
  • 内部質保証に関する諸機関の関連がわかりにくい。 
  • アセスメント指標はあるが、現実にどのように審査・評価されているのか不明である。
  • 教学上の取組みに学部・学科間、また教員間においてばらつきがある。
  • 学生生活アンケートを含め、外部からアクセスできるデータに限りがある。
  • 卒業後の学生の活躍、社会との関わりについて触れてほしい。
委員会を終えて 2020年度外部評価委員会報告書ならびに全学自己点検・評価委員会委員長挨拶(PDF)
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