看護学部客員教員による記念講演会を開催しました!

ドイツ連邦共和国のエスリンゲン応用科学大学よりノーマ・フス教授(以下、フス教授)、ペトラ・ウィフォフスキー教授(以下、ウィフォフスキー教授)を招へいしました。学部としてドイツからの客員教員の招へいは初めてとなります。 

10月30日(月)中央教育棟AW303教室にて、「21世紀におけるフローレンス・ナイチンゲールとは?」と題し、フス教授による記念講演会が開催されました。講義では、ナイチンゲールの略歴や人柄に触れながら、当時の劣悪な医療現場や、看護師は社会的にも低い立場にいたことを紹介。その中でナイチンゲールは「患者の環境整備、環境の健康」の重要性を提唱し、看護師という職業の在り方・看護理論や医療現場の改革などの功績について解説しました。
グループワークでは、ナイチンゲールが提唱した「患者の環境整備、環境の健康」の重要性について、現代においてこの理論が当てはまるのかどうか活発な議論が交わされました。

講演後、学生から「ナイチンゲールのような看護における哲学をどのように育んでいったらよいか」「ナイチンゲールが病院づくりをするにあたり、患者さんの知的好奇心を誘発するような環境整備に力を入れた要因は何か」など質問が寄せられ、真摯に答えていただきました。 

両先生は、本学の滞在期間中、特別講義や学生・教員との懇談会等を行う予定となっています。 


 

フス教授による講演
学生による質問の様子
ウィフォフスキー教授が学生からの質問に回答
学生と和やかに交流
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