【Pioneer】 在学生インタビュー Vol.9 早野未夢さん

2024年3月取材

生命の世紀を創るパイオニア(Pioneer)である創大看護学部生―――
今回は、在校生インタビューとして、早野未夢(はやの みゆ)さんにお話を伺いました。

大学での経験と看護学部の指針を胸に

看護師を目指したきっかけ
きっかけは、小学生の頃に経験した祖父の闘病と、最期まで祖父を支えていた祖母が「担当の看護師さんがいてくれたから、最期まで祖父のそばにいることができた」と話してくれたことです。この時から看護師という職業に興味を持ち、看護師は患者さんとご家族が辛い時に一番近くで寄り添うことのできる存在であり、人のために行動することが使命である素晴らしい仕事だと思い、看護師を目指しました。


創大進学を決意したきっかけ 
創価大学の看護学部が掲げている「生きる力を引き出す励ましの心光る看護」という指針に感銘を受け、患者さんの生きる力を引き出すことができる看護を実践していきたいと考えたためです。また、オープンキャンパスで創価大学に訪れた際に、役員の学生さん一人一人が相手のことを考えて主体的に行動しており、自分自身もこのように相手のために行動することができるようになりたいと思い、入学を決意しました。

 
 

滝山太鼓での経験
滝山太鼓というクラブ団体に所属し、他学部・他学年の部員と様々な意見を交わしながら日々の練習に励みました。その中でも特に、第51回創大祭記念フェスティバルでは池田記念講堂という大きな舞台の中心に立ちました。自分にとっては最初で最後の舞台で、遠方の家族はオンラインで見てくれ、すごいよかったー!と言ってくれたり、見に来てくれた友人は泣いてくれて、和太鼓を通して、多くの方々に励ましと感動を贈ることができた光景とこの経験は、今までの大学生活において一番印象に残っています。

部活の経験を通して、自分の思いを伝えるのは言葉だけでなく、立ち姿や振る舞いからも伝わると学ばせていただきました。看護においては、患者さんとかかわる際に、会話のコミュニケーションではなく、タッチングやアイコンタクトなどの振る舞いも大事にしたいと思いました。



創大看護でよかったこと
創価大学には全国各地から看護師を目指す学生が集っているため、様々な考え方や看護観に触れることができました。先生方と学生の根幹に創価大学看護学部が掲げている3つの指針があるため、看護学実習や授業内でのグループディスカッションでは目の前の患者さんのために自分にできることをどこまでも考え続けることができました。このように創価大学の看護学部が学び舎であったからこそ、看護師になりたい想いがより強くなり、切磋琢磨できる一生涯の同期との出会いと温かい先生方・事務の方々の支えがあったからこそ、夢を叶えるための道を懸命に駆け抜けることができたと思います。

 

今後の抱負
私は、「患者さんが持ち合わせているADLを最大限に活かし、“できること”と“できないこと”を見極め、“できること”は患者さんの自立や自信に繋げ、“できないこと”を援助することのできる看護師」を目指しています。これまでの実習の中で、日々状態が変化していく患者さんのできることとできないことに着目し、できることはご自身で行っていただくよう促し、できないことは共に目標を立てて取り組むことで、患者さんの自尊心と治療への意欲を向上させることができると学び、これが看護師としての使命ではないかと考えました。看護の主体は患者さんであり、患者さんにとって入院は長い人生の一部分でしかありません。そのため、退院後の生活も見据え、個々の患者さんのニーズに応じた看護を考え、創価大学看護学部の看板を背負った誇らしい看護師に成長していきます。
  

受験生へのメッセージ

創価大学で過ごした4年間を振り返ると、「創価大学に来てよかった」と思えるような想い出ばかりです。叶うならばもう一度大学生活をやり直したいと心から願うほど本当にあっという間の4年間で、創価大学は私を大きく成長させてくれた場所です。きっとこれを読んでくださっている受験生の皆さんも創価大学に入学すると卒業するころには私と同じ気持ちになっていると思います!受験期には様々な不安や困難があると思いますが、私も含め創価大学に通っているすべての学生・先生方・職員の方々で皆さんの入学を心よりお待ちしております!皆さんも創大生として最高の大学生活を送りませんか?

Profile
#早野未夢 Hayano Miyu
#熊本県出身

#滝山太鼓
#春から熊本の病院に就職

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