【卒業生紹介】
鎌原 一徳さん

ソフトバンク株式会社

-リベラルアーツ教育だからこそ無限に広がる進路-

 自分が進路を決めるにあたって大きな転機となったのは、1年次の必須留学のあと、4年次に経験したシンガポールでの交換留学生活でした。もともと研究者になるために大学院進学を目指していました。勉強・研究漬けの毎日でしたが、劣悪な環境で働いている移民の人々を目の前で見て、もっと直接人の役に立てるようなモノやサービスを届けたいと思うようになり、大学でのプログラミングや統計・機械学習の学びを活かしたいとエンジニアを志しました。その中でも弊社の「もう誰も一人ぼっちにはしない」のメッセージに共感して、働くことを決めました。

 国際教養学部では、ハードな生活で慣れることがあまりなく、ずっと挑戦する日々だったと思います。英語の授業、留学、TOEFL、集中的に鍛え上げられるゼミ、そして8,000ワードに及ぶ卒業論文と。また友達の興味が皆バラバラなので、研究や授業の話していても、とても勉強になりますし楽しいです。一生懸命な毎日だからこそ、生涯の仲間もできましたし、自ら主体的に学んで成長していく、「学び方を学ぶ」ことができたと思います。

受験生へのエール

 大学は、可能性を広げる場所だと思います。自分が高校生の時は、大学で、ましてや文系の国際教養学部でプログラミングや機械学習を使った研究ができると思っていませんでしたし、シンガポールの大学でコンピュータサイエンスを勉強して、まさかそのままエンジニアになるとは全く思っていませんでした。大学に限りませんが、時には大変な思いをして、たくさん笑って、いろいろな経験をして、様々な分野のことを学ぶからこそ、見えてくる社会の形があります。思いもよらない成長の在り方があります。ぜひ自分の新しい可能性を楽しみにしながら、生き生きと今の挑戦を楽しんでください!

鎌原 一徳 Kamahara Kazunori

    • 学部:国際教養学部国際教養学科 卒業
    • 留学先:アメリカ・南カリフォルニア大学
    • 主な専攻分野:経済・エージェントベースシミュレーションのパラメータ分析
    • 指導教授:高橋一郎教授(2019年3月に本学退職)
    • 進路先:ソフトバンク株式会社
    • 出身高校:創価高校

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