【卒業生紹介】
鈴木 由紀さん

日本IBM

ー 自身の可能性を拓く本気の挑戦 ー

 国際教養学部での4年間は、「常に挑戦!常に全力疾走!」の日々だったと感じています。悩みながらではありましたが、長期留学・2週間のマレーシア研修・ゼミ活動など、やりたいと思ったこと全てに主体的になって取り組んだからこそ、充実感のある楽しい挑戦でした。その中で、生きた英語力・自分の考えを発信していく力・困難に屈せずチャレンジし続ける根気強さを養うことができたと考えています。

 国際教養学部の大きな魅力の1つは、幅広い学問分野を学びながら、自らの興味を専門分野として探究できる点だと思います。私は、専門分野であるアジア経済学のほかにも、哲学・政治理論・ジェンダー学などを学びました。そのような中で、身の回りに起きていることを当たり前だと捉えるのではなく、「なぜ」と問いかけ、あらゆる観点からものごとを俯瞰して考えられるようになりました。

 また、ゼミで扱った統計学と自身の興味を掛け合わせて取り組んだ、「人とのつながりが自己肯定感に与える影響」をテーマとする英語での卒業論文の執筆も、楽しくやり遂げられました。これからも新しいことを貪欲に学び続けていきたいと思います!

 大学入学当初は”自分なんて”と、なかなか自信を持てませんでした。しかし、学部での4年間の学びを通して、異なる文化や価値観を持つ相手を理解しながら自分の考えを堂々と発信していく喜びを感じ、自分自身を信じて行動できるようになりました。そのような変化から、私は人生をかけて、年齢や性別に関係なく皆が輝いて生きる社会を実現したいと強く思いました。そして、国籍問わず様々なメンバーと共に、人々の暮らしを支えるテクノロジーの活用でスピード感を持って日本の変革に携わりたいと考え、外資系IT業界を志望しました。加えて、私の大切な価値観である「自分自身を通して相手に寄り添って悩みを解決したい」という想いより、現在の進路先に決定しました。

受験生へのエール

 「労苦と使命の中にのみ 人生の価値は生まれる」 こちらは、創立者が創大生に贈ってくださった指針の1つで、私のモットーでもある言葉です。今のみなさんの血のにじむような努力は、目先の試験結果だけでなく、これからの人生にも必ず活きてきます。地道ですが目の前の1つ1つに向き合い、今できることに全力を尽くした先に勝利があると思います。周りと比べることなく、自らの可能性を信じて楽しく勉学に励んでいきましょう!私も生涯学び続ける決意です!皆さんひとりひとりが使命の進路先を勝ち取られることを心より応援しています!

鈴木 由紀 Suzuki Yuki

    • 学部:国際教養学部国際教養学科 卒業
    • 留学先:カナダ・サイモンフレイザー大学
    • 主な専攻分野:アジア経済
    • 指導教授:杉本一郎教授
    • 進路先:日本IBM
    • 出身高校:田辺高校

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