2021年11月08日 09時00分

《Cross talk》Vol.2 卒業半年前を過ぎて思うこと

PROFILE

Yusuke Sato

佐藤 勇介さん

国際教養学部4年

おすすめの授業:
Contemporary Political Theory

自己紹介ハッシュタグ:
#向上心の塊
#友と群れがち
#ひたすら思考マン

Yuji Kato

加藤 雄士さん

国際教養学部4年

おすすめの授業:
Management Science

自己紹介ハッシュタグ:
#好奇心旺盛
#写真と旅行
#ピアノ

Masahiro Shiono

塩野 正浩さん

国際教養学部4年

おすすめの授業:
Cross Cultural Understanding
Global Social Policy
Global Leadership

自己紹介ハッシュタグ:
#国際連合研究会
#バスケットボール
#読書・アニメ
最終学年4年生トーク

FILA × 最終学年

今回は、大手コンサルティングファームより内定を勝ち取り、卒業まで残り半年を過ぎた4年生の3名に、就職活動の様子や、これまでの国際教養学部での学びについてインタビューをしました。
―現在の進路に進もうと思ったきっかけは?

佐藤勇介(以下、佐藤) 香港留学中には大学先で突如激しいデモに見舞われ、台湾留学中には感染症の世界的拡大から2度の緊急帰国を経験し、人と人、人と環境との分断によって日常の「当たり前」が一瞬で崩れ去ることを痛感しました。この経験から、その破壊の原因である人や環境の分断及び社会課題の解消を通じて、より多くの人々に「当たり前」の機会提供を実現したいと考えるに至りました。様々な大企業の経営、業務改革に携わるコンサルタントならば、より大きな社会的インパクトが生み出せると考えました。


加藤雄士(以下、加藤) 私は好奇心や向上心が強く、常に新しいことを学べる刺激的な環境で働きたいと考えていました。当初はパイロットを志していましたが、大学3年生の夏に身体適正がないことがわかり、再度自己分析や業界選びをしました。さまざまな業界で働く先輩方からお話を聞く中で、コンサルティング業界で働かれている方は皆成長意欲が高いと感じたのが、現在の進路に進もうと思ったきっかけです。

塩野正浩(以下、塩野) 1つ目は、会社の文化です。会社訪問をした際にオフィスで出会う社員さんが皆、学生に対しても礼儀正しく、丁寧でした。さらに、OBOGや社員さんと話す中で、落ち着いている方が多く関わりやすいと感じ、会社の雰囲気が自分に合っていると考えました。次に、ITコンサルタントとしての専門性を身に着けることができる点です。今後の社会ではITとコンサルティング両方の専門性を持つことで変化の激しい社会に対応できると考えました。

―どのような高校時代を過ごしていましたか?

(佐藤)高校時代は男子ダンス部に所属し、仲間とともに全国大会優勝を目指して情熱を注ぎました。高校2年の冬からは受験勉強を本格的に開始し、学校帰りに予備校に通う日々で、文武両道に挑戦した高校生活でした。

(塩野)部活と勉強の両立を主に頑張っていました。英語の学習にも力を入れて、TOEFLにも挑戦していました。また、文化祭の実行委員や学校の特別プログラムにも参加し、アメリカでのフィールドワークにも参加しました。

(加藤)高校時代は主に英語の勉強に力を入れていました。進路のためという意識は全くなく、英語を勉強することでインターネット上の様々な情報が理解できるようになることが楽しく、海外のドラマやYoutubeをひたすら見ていました。

 
―国際教養学部は、学生と教員、先輩と後輩の仲が良いと聞きますが、どのように感じますか?

(加藤)教授とのコミュニケーションも英語なので、慣れるまではハードルが高く感じていましたが、一度慣れてしまえばなんでも相談できる優しい教授ばかりです。1、2年次ではアカデミックアドバイザーの教授が履修科目の計画や留学先選択の相談、日々の英語学習方法についての相談にも乗ってくださいました。3、4年次ではゼミの教員が研究についてはもちろん、就職活動についても気にかけてくださいました。
 学部内での先輩後輩の繋がりは他学部と比べても多いと思います。私もチューターとして参画させていただいた3年生が1年生に英語試験のTipsを伝えるTOEFL Tutorialや、学部内での簡単なパーティーイベント(現在はオンライン開催)もあり、学年を問わずフレンドリーな学部です。

(佐藤)非常に良好な関係性を築いていると思います。例えば、学生自ら教員にアポイントをとって教員の研究室で懇談ができるオフィスアワーという制度がありますが、高い頻度で教員と一対一で授業の疑問点から個人の悩み事までも気軽に話すことができました。教員の先生方は親身になって話を聞いてくれ、学生一人一人に徹して寄り添ってくれていると感じます。加えて、先輩後輩の垣根もあまり感じることもなく、コロナ禍前は、年に1、2回FILA(国際教養学部の略用) BBQと題して、国際教養学部の在籍者全員が対象のBBQも行っていました。そこで、様々な先輩や後輩と交流する機会があり、仲を深めることができたのを覚えています。


(塩野)ゼミの担当教授以外にも2人の教授にとてもお世話になりました。2年次にはある教授から直接経済学を教えていただいたり、一緒にテニスをすることもありました。4年次にはある教授のリサーチアシスタントとしてアルバイトをさせていただき、データ分析や開発経済学の基礎について学ばせて頂きました。また、高校や大学の部活動、授業を通して知り合った後輩と授業前後でよく話したり、一緒に遊びに行くこともありました。さらに、1、2年次に先輩から学生生活の仕方について多くを学ばせていただき、3年次の就職活動の際にもとてもお世話になりました。同学年の友人だけでなく、先輩・後輩・様々な教授と交流できたことで学生生活をより充実させることができました。
―課題が多くてハードな学部と聞きますが、どのような努力をしていましたか?

(塩野)平日はかなり勉強していました。SPACeという勉強場所があるのですが、そこで多くの国際教養学部生が勉強しているので、一緒に課題に取り組んでいました。大変でしたが、わからないところを聞きあったりして楽しかったです。あとは、課題を前日までに終わるようにスケジュールを立てていました。タイムマネジメント力がつくと思います。

(佐藤)特に留学に出発する前の大学1年次の春学期は課題に追われる日々だったのを思い返します。しかし、教員は学生の英語力の圧倒的向上と人間的成長を思い、課していたのだと痛感します。そのため、しっかりと自らの理想像を掲げ、その実現に向けて着々と課題をこなしていたように思います。もちろん勉強することに身が入らない時もありましたが、学部の友人と一緒に図書館や自習室に向かい、互いに鼓舞しあいながら頑張ったのを記憶しています。


(加藤)特に課題の多さに苦労したのは1、2年生の時でした。課題が多くなると管理が大変になるのでTodoリストを活用して課題を整理し、優先度に応じて効率的にこなしていました。これにより提出忘れを防げるだけでなく、空き時間を無駄なく活用することができます。また、友達と一緒に勉強するのも有効でした。細かい課題は大学で友達と終わらせ、またコロナ禍ではオンラインで勉強部屋として通話を繋ぎながら進めることで、だらけないようにしていました。
―国際教養学部に入学してよかったと思いますか?

(佐藤)もちろん!今の自分がいるのは紛れもなく国際教養学部に入学したからだと思います。まず、確実に海外留学が保証されていたことは自身にとって非常に大きかったです。海外留学を通じて、自身の殻を大きく破ることができ、交友関係を世界まで広げることができました。そこで、価値観の変遷を経験し、自身が本当にやりたいことも見つけることができました。学生生活を振り返ると、これほどまで自分自身と向き合ったのは初めての経験であり、夢中になって勉学に勤しんだのも初めてでした。

(塩野)よかったです!まず、英語を使う力を磨くことができました。留学やフィールドワーク、授業、日常生活を通していろいろな場面で英語を扱う能力を伸ばすことができました。留学生と一緒に勉強し、生活できたのは貴重な体験でした。また、日本語でも学べることころも魅力だと思います。図書館には英語も日本語の本もありますし、日本語で他の学部の授業も取ることができます。創価の人間教育にも直接触れることができますし、英語と日本語の両方で学べる環境のおかげで今の自分があると思います。

(加藤)「留学したい」「自由に勉強したい」と考えていた私は、国際教養学部を選んで本当に良かったです。他学部で留学を希望する多くの学生は、大学生活後半の交換留学に向け、徐々に準備をしていきますが、国際教養学部は違います。視野を大きく広げてくれる留学や、その留学に向けた真剣な英語勉強を、大学生活の早い段階で経験できるため、帰国後の約3年間がとても充実したものになります。授業についても、好奇心に従って経済・経営・法学部などの授業を多数履修することができました。

―最後に受験生に一言お願いします!

(塩野)創価大学は4年間を通して何倍にも成長できる大学だと思います。社会に貢献したいと考えている方、人間として精神的に成長したい方はぜひお越しください!

(加藤)国際教養学部での学びは自分次第です。何を学ぶか、どういう進路を選ぶか、留学で視野を広げつつ、信頼できる友人や教授・先輩と語り合いながら充実させていける、素晴らしい環境です。是非自分の可能性を信じきって挑戦していきましょう!


(佐藤)「学ぶことは、青年の最も崇高な特権である」、と創立者もおっしゃっていますが、私が学ぶ爽快さを強く実感したのは創価大学での学生生活からでした。皆さんも創価の学舎で自分にしかできない経験をたくさん積み重ねて欲しいと思います。
ページ公開日:2021年11月08日 09時00分
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