《お母さん、ありがとう #1》親へ贈る言葉

いつも、想いを尊重して
応援してくれた


国際教養学部4年 倉持 直希さん

卒業前の4年生からお世話になった親へー。今だから言える想いを伝えます。


―卒業を目前にした今、親にどのような思いを伝えたいですか?

 私の想いを大切にし、応援し続けてくれたことへの感謝です。家族は、一家初の大学生になろうという私を、「未来のための投資だ」と言って後押ししてくれました。国際教養学部に入り、「世界を良くしたい」という気持ちが膨らむ一方、不器用でこだわりが強い私は、意志を実現するための進路を、なかなか見つけられませんでした。気にかけてくれる家族に、感情的に当たることもありましたが、そんな時でさえ「わかったよ。あなたの人生なんだから、あなたの好きなことをしなさい。」と言って、私の想いを優先してくれました。直希という名前をくれた時から、私の正直で、素直な希望を尊重してくれた家族に、ありがとうと伝えたいです。


―どのような高校時代を過ごしましたか。

 交友関係の広いタイプではなく、多くの時間を部活の友人と過ごしました。小学校の時に始めた柔道を続けるため、少し離れた高校まで通っていました。人より長い通学時間は、趣味の音楽を聴くための大切な時間でした。


FILAでの学びは「多機能眼鏡」のようだった

―国際教養学部に入ってよかったですか?

 はい!学部の学びからは、複雑で多様な社会を理解するためのヒントをもらいました。分野を横断する学びは多機能眼鏡のようで、ただニュースを見ているだけでは、近すぎたり、遠すぎたり、ブレたりして理解できなかった様々な出来事を、少しずつ焦点を合わせて見られるようになりました。この視点の変化は自分にしか分からないものですが、資格などとは違う「他人に計れない価値」を得られたことは、この学部での最大の収穫です。




―最後に受験生に一言お願いします!

 受験ではうまくいかないことが多かった私も、この4年間を通して「努力は報われる」と思えるようになりました。疑いながらでも一歩進んだ経験は、必ず今後の糧になります。出し惜しみする必要はありません。ファイト!!

Share