2023年04月01日 12時00分

【国際教養学部】創価大学重点研究拠点として「マレーシア研究拠点」が開設

     

    2023年4月1日、創価大学重点研究拠点の1つとして創価大学より認定を受け、国際教養学部内に「マレーシア研究拠点」が開設されました。

     

    創価大学重点研究拠点とは、研究成果が国際的なジャーナルや、学会で高い評価が得られる体制・提案となっているか。研究プロジェクトの到達目標とロードマップが明確であるか。将来的に、大型の学外の競争的資金獲得につながる提案内容か。若手研究者の育成に取り組む計画となっているか。研究課題に対して高い遂行能力(研究業績)を有していると判断できるかといった審査基準をもとに、合議審査をうけ認定する制度です。

     

    「マレーシア研究拠点」の目的は、異なる宗教、言語、文化、民族が並存する「複合社会」マレーシアを人文社会科学の視角から研究し、日本・マレーシアを中心とした学術者・学の相互連携を通じて、本学のグランドデザインである「価値創造を実践する『世界市民」を育む大学」の取り組みに貢献していくことにあります。

     

    拠点代表者の杉本一郎教授は次のように述べています。

     

    「創立者池田先生は、マレーシア社会がもつ多様性は『無限の可能性 洋々たる未来性』であると洞察され、マハティール元首相、アズラン マレーシア元国王、マラヤ大学元副総長のウンクアジズ博士、アラタス博士等のマレーシアの知性との対話を展開してくださいました。また本学は他大学に先んじてマレーシアの大学と積極的な学術協定を締結し、交換留学の実施、環太平洋シンポジウムの開催、理工学部による大型研究プロジェクトの実施等、多角的な、教育・研究の連携を推進、深化してきました。マレーシアから本学に学ぶ留学生も大学建設に大きく貢献してくれています。本学がこれまで長きにわたり築いてきた取り組みの更なる発展に向け、本研究拠点も研究面、教育面で尽力していきたいと思います。」

     

    今回の重点研究拠点認定期間(2023年4月ー2028年3月)中に、国際教養学部教員(4名)とマレーシアの国立大学教員(8名)の計12名からなるメンバーが協力して段階的に基盤形成をおこない、教育・研究活動の成果を広く社会に発信していくことを指していきます。本年度の具体的な取り組みとして、
    ①競争的外部研究資獲得に向けた申請
    ②共同研究プロジェクトの推進
    ③International Fieldwork I-II(マレーシア短期研修)の実施
    ④本研究拠点主催の研究セミナー、研究成果報告会の開催
    に取り組んでまいります。

     

    ページ公開日:2023年04月01日 12時00分
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