マレーシア研究拠点アドバイザーのイクバル博士が、2024年2月18日、帝国ホテルで開催されたマレーシア副首相兼地方開発大臣主催のイベントに出席しました。本イベントには日本在住の約200人のマレーシア人が出席し、アフマド・ザヒド・ハミディ副首相に会う機会を持ちました。当日参加したメンバーは学生や国内で居住・就労しているマレーシア人で構成され、帝国ホテルで開催された夕食会および春節祝賀イベントで、副首相に対する質問会を開催しました。

　質問会で、イクバル博士は副首相に対して、国内の技術・職業教育訓練（TVET）プログラムの推進に関する政府のビジョンと戦略について直接質問する機会を持ちました。特に産業との協力や学生の間でTVETの魅力を高めるための対策など、重要な側面に焦点を当てました。副首相は、政府のTVETの地位を国の教育枠組みで向上させるための取り組みについて洞察に富んだ回答をしました。特にTVETプログラムが変化する労働市場のニーズに合致するように、産業と、より強力なパートナーシップを築くことに重点を置いていることを言及しました。副首相はまた、TVETインフラの近代化とトレーニングの質の向上のためにより大きな規模の資金を割り当てる予定のイニシアティブを強調しました。

　同イベントには、副首相ともにザンブリ・アブドゥル・カディル高等教育大臣、アスラフ・ワジディ・ドゥスキMARA会長や、政府高官と高等教育機関の代表が参加しました。