【卒業後の進路】九里 裕次郎 さん

九里 裕次郎さん(2024年3月卒業)株式会社公文教育研究会
FILA(国際教養学部)での学びについて教えてください!
FILA生同士の縦横の繋がりの中で大きく成長できたと実感しています。学生生活では素晴らしい先輩・同期・後輩・教授・FILAオフィスの職員の方に巡り会うことができました。国際教養学部は全て英語で授業を行うので、日々の授業やレポート、テストやプレゼンなど心が折れそうになることはたくさんありました。しかし、いつも励まし合いながらともに課題に取り組んだ同期の存在があったからこそ乗り越えることができたと思います。また就活の時も毎日zoomで面接練習やエントリーシートの添削をしあったりと、支え合うことができました。先輩や教授も自分が辛い時や悩んでる時に相談したら話を聞いてくれ励ましてくださり親身になってくれる人ばかりでした。このような縦横の繋がりの深さがFILAの1番の魅力でもあり学びだったと思っています!
学部の経済学の授業で世界の貧困問題について興味を持ち、その中でも特に教育格差の問題を深く探求するために、開発経済を学べるゼミを選択しました。ゼミでは十分な教育を受けられない子どもや学校に行きたくても行けない子どもがいるという現状を知り、途上国の識字率に関する研究を行いました。また、日本に住む外国人の子どもたちへの学習支援のボランティアにも参加し、教育現場から直接学ぶことにも挑戦しました。これらの学びの活動から、教育を通して子どもたちが自分の夢や目標に挑戦できる世界を作りたいという軸で就活を行い、世界各国で子どもたち1人ひとりの可能性を引き出すことに貢献できる現在の進路先を選びました。

創価大学の国際性は進路にどのように影響しましたか?
私たちの代は新型コロナウイルスの影響で学部必須留学プログラムが中止になり、途中で強制帰国となる辛い経験をしました。留学で思い切り学びきれなかった悔しさと、もう一度留学に挑戦する周囲の同期の姿に感化され、4年次に私費留学でデンマークに行き、世界各国から集った学生とともに教育学を学びました。デンマークは福祉国家で教育レベルが非常に高く、教育の質の高さと子どもの幸福が繋がっていることを実感しました。留学を通して、将来は世界の教育格差の問題に取り組み、子どもたちの可能性を引き出すことに貢献したいと思うようになりました。

受験生へのエール
もし自分がもう一度、高校生の時に戻って進路を選べるとしても、創価大学国際教養学部に進学したい!と言いきれるほど充実した学生生活でした。ぜひオープンキャンパス等で創価大学に足を運んでいただき、直接学生たちと話してみてください。私も高校3年生の夏にオープンキャンパスに参加し、先輩の姿に魅了されて国際教養学部への進学を決意しました。受験勉強は大変なことも多いと思いますがたまに息抜きをすることが大事なので適度にリラックスしながら頑張ってください。皆さん1人1人が素晴らしい可能性を持っていると思うので、自分の可能性を信じて様々なことに挑戦してみてください!


- 名前:九里 裕次郎
- 主な専攻分野:開発経済学
- 指導教授:内海友子教授
- 好きな言葉:心配事の98%は起こらない
- 好きな本:君の膵臓をたべたい、よつばと
- 趣味:SAのソフトクリーム巡り、動画鑑賞、サッカー観戦