【卒業後の進路】
卒業生活躍紹介
<DAISO 今野愛唯さん>

今野 愛唯さん(2022年3月卒業)株式会社大創産業

高校時代はどのように過ごし、どうしてFILAを志望しましたか?

 部活動に熱中した高校時代を過ごしました。吹奏楽部に所属し、未経験のトロンボーン担当になりました。初めのうちは全く思うように演奏できず、悔しい思いをしたこともありました。しかし、練習を重ねる中で、「できない」を「できる」に変える挑戦が、やがて「楽しい」に変わっていきました。そのため、進路を考える時もできるかできないかよりも、自分が今一番ワクワクできることは何かを第一に考え模索しました。それが英語の習得でした。高校では英語が堪能な先生との関わりや、海外で働かれていた方の講演を聞く機会が多くあり、英語ができたら世界が広がりそうだと感じ、英語が話せる自分を想像するとワクワクしました。次のステージとなる大学では、英語ができる自分になりたいと思うようになりました。4か月の留学が必須であることや、国際寮で生活できる創価大学国際教養学部は、英語にとことん浸れる環境であると感じたため、志望しました。 

国際教養学部の4年間を振り返ってどのような学生生活でしたか?

 4年間の学生生活で特に思い出深かった経験が二つあります。一つ目は、国際寮での留学生との共同生活です。創価大学には国際寮があり、世界各地からの留学生も一緒に生活することができます。ユニットのメンバーと一緒に料理をしたり、授業課題に取り組んだりしました。寮生活の中で、台湾出身の同じ学部の親友ができました。社会人になった今でも、互いの国で一緒に旅行をするほど仲が良いです!
 二つ目は、英語力の向上です。入学当初、英語が得意ではなかったので、全てが英語で行われる授業も初めは理解に苦しみました。それでも同じ学部の仲間と励まし合い、国際教養学部生向けの英語集中クラスに参加する中で着実に英語力を付けることができました。入学当初は48点だったTOEFLの点数も2年間で84点まで伸ばすことができました。英語に集中できる環境、プログラムが整っている国際教養学部で自分の力を想像以上に伸ばすことができたと感じています。

現在のお仕事についてお聞かせください。

 入社後2年間、地元岐阜エリアに配属となり、エリアモデル店舗の店長をさせていただきました。入社3年目となる現在は、東京本部のグローバル運営企画部という部署に異動となり、アメリカ新規出店に関する業務を行っております。具体的には、売り場作成に関するマニュアルの作成、アメリカの新店舗の売場レイアウト作成などを行なっています。
 部署異動後、4月から7月までの3か月間、実際にアメリカ現地、テキサス州とアリゾナ州にて新店舗立ち上げの為ための搬入リーダーを務めました。DAISO経験者ゼロの環境の中、約30人のリーダーとして、売場作成を1から教えながらの環境は日本とは全く違い、苦労することもありました。しかし、大学時代に培った英語でのコミュニケーション能力がしっかりと活き、やりがいを感じました!

アメリカ出張に選抜された経緯、当時の気持ちなどについてお聞かせください。

 元々は社内公募という形で、アメリカ出張の案内がありました。国際教養学部で培った英語力を活かしたいとの思いが入社当初からあったため、募集があった時は迷わず応募しました。合格の通知があったとき、2年間店舗で地道に頑張ってきて良かったと思うと同時に、やっと自分のやりたかったことに近づける、と感じられて嬉しかったです。アメリカ出張の準備が始まると、日本と比べてアメリカには課題点がまだまだたくさんあることや、店舗立ち上げは日本人は自分一人だけということを知り、少し不安になりました。しかし、これも成長のためのチャンスと捉え、国際教養学部で鍛えた英語力や、留学での経験を糧とし、出張のミッションを達成すべく楽しみな気持ちに変わっていきました!今後もアメリカにて、まだダイソーがない地域に店舗を拡大していけることにワクワクしています!

学生時代に着実に英語力を伸ばしておられたと伺いました。どのように英語力を伸ばし、その英語力は現在にどのように活きていますか?

 とにかく自分の好きなことを英語で取り組みました。初めは英語の問題集や過去問を使用して英語の“勉強”をしていました。しかし、それでは思うように点数が伸びず、卒業要件をクリアできないのではないかと悩んでいました。そんな時、FILAの同期の留学生の友人から「愛唯は何のために英語を勉強しているの?自分の将来のためじゃないの?」という言葉に励まされ、目の前の卒業のためではなく、将来海外の人とも話せるようになりたい、自分の可能性を広げたい、という高校時代に描いていた思いを再認識しました。その後はとにかく自分の好きなことを英語で取り組むことで英語に触れる時間を増やしました。
 現在活きていると感じることは、英語でのコミュニケーションが全く怖くないということです。実際に現地スタッフとの会話も、恐れず自分から飛び込むことが出来ました。国際教養学部の授業が全て英語であったおかげで、環境が変わっても適応できていると感じています!

最後に、現役生、受験生にメッセージをお願いします!

 入学当初には想像していなかった、世界中の友達との繋がり、私ってやればこんなにできるんだ!という自信を与えてくれたのが国教教養学部でした。国際教養学部には、いつでも温かくサポートしてくださる教授、お互いに励まし高め合える仲間がたくさんいます!それだけではなく、普段の勉強や寮生活の環境、将来的に不安に感じる就職活動でのサポートも創価大学は充実しています。全ての面において、創価大学での4年間の生活は、私にとって間違いなく人生の中で1番の宝物であったと感じています。皆さんの中に秘める無限大の可能性を、国際教養学部で見つけてみませんか?自分の「好き」や「ワクワク」が見つかる大学生活になることを応援しています!

今野 愛唯さん

主な専攻分野: 開発経済学、アジア経済学

指導教授: 杉本 一郎教授

好きな言葉:労苦と使命の中にのみ人生の価値は生まれる

好きな本:ヴィクトリアン・ホテル

趣味: 海外旅行、温泉、雑貨屋巡り

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