【卒業後の進路】吉田梨湖さん

吉田 梨湖さん(2025年3月卒業)日本アイ・ビー・エム株式会社
FILA(国際教養学部)での学びについて教えてください!
幅広い視点で物事を考えられるようになったと思います。FILAの学びはリベラルアーツなので、様々な分野の基礎知識を得られます。他の分野で学んだことを新しい学びに結びつけて考えることができるようになりました。また、授業はオールイングリッシュで、留学生も多いです。そのため、他国の文化や価値観に触れる機会が多くあります。さらに、異文化コミュニケーションの授業もあります。これらの学びから、一つの考え方に固執することなく、広い視野を持つことができ、「グローバル」「課題解決」「幅広い分野に携わる」の三つが自身の進路のキーワードになりました。まず、FILAで培った英語力や異文化への適応能力を活かして、グローバルな環境で働きたい想いが一番にありました。また、ゼミで学んだ開発経済学の知識から、社会や組織の課題解決をする仕事をしたいと考えました。そして、リベラルアーツで様々な分野を学んでいたように、仕事でも業界を横断して関わりたいと考えました。
最終的に、これらが満たされる外資系コンサルティング企業への就職を決めました。

創価大学の国際性は進路にどのように影響しましたか?
留学生との関わりや交換留学の経験を通して、言語や文化の違う人々と協働してきた経験が、就職活動で大きく評価されたと感じています。創価大学には留学生と関われる機会がたくさんあります。私もオールイングリッシュの授業やFILAの学部内イベント、創大祭の留学生喫茶、国際寮のRAなどを経験し、たくさんの留学生と友情を築きました。初めは言語や文化の壁に直面し、コミュニケーションには非常に苦労しましたが、粘り強く対話を続けたことで、お互いを理解し合えるようになりました。
創大留学生との関わりで培った異文化コミュニケーションを活かし、5ヶ月間のフィリピンへの交換留学にも挑戦しました。留学中は、大学の授業はもちろんのこと、ボランティア活動にも取り組み、現地の方々と協力して物事を成し遂げる経験を積みました。これらの経験を通して社会人基礎力を大きく向上させることができ、就職活動でも能力を評価していただけたのではないかと思います。
受験生へのエール
毎日の尊い挑戦、本当にお疲れ様です。自分自身との戦いは中々モチベーションが上がらなかったり、大変なことが多いと思います。そんな時はぜひ未来の自分の姿を想像してみてください!
国際教養学部では様々な国の人と関わったり、留学に行ったりと、スケールの大きい挑戦ができます。英語で海外の人とコミュニケーションをとっているかっこいい自分を想像しながら、日々の勉強に粘り強く挑戦していってください!世界はあなたを待っています!

吉田 梨湖
・主な専攻分野:Development Economics
・指導教授:内海友子准教授
・好きな言葉:Where there's a will, there's a way.
・趣味:アニメ・ドラマ鑑賞
