【卒業後の進路】笹森美子さん

笹森 美子さん(2025年3月卒業)建設業界

FILA(国際教養学部)での学びについて教えてください!

FILAでの学びは、自分自身の考え方や将来の方向性を大きく変えるものだったと感じています。入学当初は全て英語で行われる授業に慣れることができず、難易度の高く、量の多い英語の課題に友達と協力しながら取り組んでいました。しかし、仲間との学びやオーストラリアへの留学、英語での研究論文作成などを通して、自身の英語力を大きく伸ばし、多様な価値観を学ぶことができました。最初は英語でのコミュニケーションにかなり高いハードルを感じていましたが、学部の友達や教授との会話を楽しいと感じられるようになり、学部外でも留学生の友達を増やすことができました。
また、FILAでの学びを通して、「日本の素晴らしい部分を海外に届けたい」という高校生の時からの夢を大きく広げることができました。FILAでは経済学や国際関係学、社会学など幅広い分野で、社会問題や環境問題について学ぶことができるため、多様な視点から私の夢について見つめなおすことができました。特に専攻していた環境政治学の授業では、先進国の投資が発展途上国の環境問題を改善し、暮らしの質が大きく変わるということを学び、将来は「日本の技術を海外に届け、人々の生活を支えたい」という具体的な夢を持つようになりました。

創価大学の国際性は進路にどのように影響しましたか?

創価大学の国際性が進路に大きく影響した出来事が2つあります。1つ目は、オーストラリアへの留学です。初めての海外とホームステイに最初は緊張していましたが、ホストファミリーやクラスメートと関わる中で、海外の文化や価値観を肌で感じることができました。その際に、自分は新しい暮らしの文化や価値観を学ぶことに面白みを感じるんだという、今まで知らなかった自分の新しい一面に気づくことができました。この経験から、将来は海外駐在に挑戦できる、国際的な企業で働きたいと考えるようになりました。2つ目は、留学生喫茶(毎年秋に行われる創大祭の留学生有志団体)の日本人スタッフです。台湾・香港・マカオからの留学生との屋台の準備やパフォーマンス練習の中で、様々な背景を持つ方々とコミュニケーションを取ることの楽しさに気づき、英語だけでなく、他の言語も学び続けたいと考えるようになりました。

受験生へのエール

FILAでの学びは簡単なものではありませんが、絶対に自分自身を成長させることができる学部です!私自身も英語にあまり自信がないまま入学しましたが、この学部で驚くほど英語力が伸び、将来への視野を大きく広げることができました!受験勉強で不安やつらさを感じているかもしれませんが、皆さんは絶対に使命の進路に進むことができます!自分自身の無限の可能性を信じて、前向きに挑戦していってください!皆さんが望む進路へ進むことができるよう、全力で応援しております!

笹森 美子

・主な専攻分野:環境政治学
・指導教授:Anar Koli准教授
・好きな言葉:従藍而青
・趣味:料理、動画鑑賞

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