【国際教養学部】マレーシア国民大学シティ・ダウド教授によるリサーチセミナーを開催

「持続可能な開発、脆弱性、そしてレジリエンス:マレーシアとASEAN」
2025年7月9日、創価大学国際教養学部(FILA)およびマレーシア研究拠点の共催により、マレーシア国民大学(Universiti Kebangsaan Malaysia, UKM)社会科学人文学部教授であり、マレーシア社会科学協会(PSSM)会長を務めるシティ・ダウド教授(Professor Dr. Sity Daud)をお迎えし、FDリサーチセミナー「持続可能な開発、脆弱性、そしてレジリエンス:マレーシアとASEAN」が開催されました。
本セミナーでは、ASEAN地域における持続可能な開発目標(SDGs)の達成状況や、それに伴う脆弱性、さらには地域レベルでのレジリエンス構築に向けた具体的な取り組みについて、多角的な視点から包括的な分析が行われました。特に、マレーシアが2025年ASEANサミットの議長国を務めるという国際的な文脈の中で、同国が果たすべき戦略的役割とリーダーシップについて、教授は熱意をもって語られました。
講演後には活発な質疑応答が行われ、参加者との間で実りある意見交換がなされました。参加した学生や教職員からは、「ASEANの地域協力における現実的な課題を学ぶ貴重な機会となった」「SDGsや地域安全保障の観点からマレーシアの外交戦略を理解する上で非常に示唆に富んでいた」などの感想が寄せられました。
本セミナーは、創価大学とマレーシアの研究者・高等教育機関との学術的連携をさらに深化させる上で重要な契機となりました。今後もマレーシア研究拠点では、マレーシアをはじめとする東南アジア地域の持続可能な発展と地域統合に資する教育・研究交流の促進に努めてまいります。
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