【国際教養学部】大学院合格!
村井 陽子さん(4年生)
大学院合格おめでとうございます!大学院進学を決めた経緯を教えてください。
ありがとうございます。大学院進学を決めたきっかけとしては、倫理学という分野の学問に深く興味を持ち、さらにきちんと学びたい、と思ったからです。元々、何か新しいことを学ぶ楽しさは中高時代から強く感じていたため、大学一年生の時から、大学の学部卒業後すぐに自分が就職するよりは大学院に進みたいと考えていました。当時どの分野で進みたいかは全く決まっていませんでしたが、国際教養学部のリベラルアーツで幅広く学ぶ中で、自分のより研究したいと思える分野が見つかったらいいなとふんわり考えていました。FILAの学部留学から帰ってきた後、二年生時の秋学期頃から、少しずつ哲学や倫理学関係の授業を面白いと感じるようになり、様々な学問の中で、普段から少し考えすぎてしまう自分に一番合っているのではないかと考えるようになりました。海外の大学院を受験するか国内で受験をするかとても悩みましたが、今年の春に交換留学の経験もさせていただいたので、修士課程は日本でしっかりと地に足をつけて学ぼうと決心しました。
大学院進学後の将来はどのように思い描いていますか?また、FILAでの経験をどう活かしていきたいですか?
大学院進学後の進路はまだ悩んでいて、大きく分けて博士課程に進むか、就職活動をして就職するかの二択で迷っています。現在は、修士論文に向けた研究を進める中で、博士課程に進みたいかどうかを判断したいと考えています。
FILAでの経験は、一言で言うと、様々な面で大きく活きてくると思います。FILAという学部に属し、その環境に身を置いたことで、1・2年生の時に英語力を大きく伸ばすことができたと感じています。その英語力は、研究のために論文を読む上で非常に重要な力になっています。
また、哲学・倫理学は、リベラルアーツの学びを通して幅広く触れてきた経済学、国際関係論、経営学、社会学などとも密接に関わる学問です。そうした分野の教養を学部時代に身につけられたことは、大きな財産だと感じています。さらに、留学や留学生との交流、CCU(Cross Cultural Understandingの略)クラスを通して、文化的に広い視野を持つことも学ばせていただきました。これらの経験を基盤に、世界的な視点から倫理学を研究できる人材へと成長していきたいと考えています。
FILAでの一番の思い出を教えてください。
FILAでの一番の思い出、、、を一つだけ選ぶというのは正直難しいですが、一緒に励まし合い、応援しあえる友人と出会えたことです。やはり、1年生の時は英語で全ての課題をこなさないといけないことや毎日の授業やアルバイト、私生活等を両立するのが本当に大変でしたが、FILAに入ってきたおかげで、心から尊敬でき、グローバルに活躍する友人たちに出会い、励ましあうことで自分の様々な目標も達成できたというふうに感じます!三年生の時は、国際教養学部の自治会としても活動したのですが、その1年間も頼れる仲間がいたおかげで、やり切れたと思っています。FILA学部留学の際も、初めての長期留学、ホームステイとたくさん悩むこともありましたが、一人ではなかったので、乗り越えられました!
受験生へのエール
私もつい最近まで大学院の受験生だったので、受験生特有の孤独な気持ちと誰にも頼れない不安感、自分を信じてただ地道に努力するしかないような気持ちを経験しました。ただ、私は受験は単なる自分一人の孤独な戦いではなく、いかに周りの人にうまく頼ることができるか、休み休みしながら自分の調子を良い状態に保てるか、いかに自分が後悔ないように行動できるか等がすごく大切になってくると思うので、できるだけたくさん情報収集をして、自分のメンタルケアをきちんとしながら頑張ってほしいと心から思います!国際教養学部は、創価大学の中で一番人数の少ない学部で、お互いが顔見知りだったり友達だったりとアットホームな雰囲気があることが魅力の一つだと思います。頼れる人は必ずたくさんいるので、みんなで支えあって頑張りましょう!
村井 陽子
・出身地:大阪府
・主な専攻分野:倫理学
・指導教授:ロバート シンクレア教授
・好きな言葉:心こそ大切なれ
・好きな本:夜と霧
・趣味:友達と外出、音楽鑑賞、映画鑑賞、人と話すこと