2020年10月02日

本学理工学研究科の学生の論文が学術専門誌「Journal of Cell Science」に掲載されました

    本学理工学研究科の学生の論文が学術専門誌「Journal of Cell Science」に掲載されました

     

    工学研究科生命情報工学専攻・博士後期課程PECORI FEDERICOさんの研究論文「Mucin-type O-glycosylation controls pluripotency in mouse embryonic stem cells via Wnt receptor endocytosis」が、学術誌「Journal of Cell Science」に掲載されました。

     

    Journal of Cell Science、基本的細胞生物学のメカニズムを生物学者全般して提供する高品質学術誌です

     

    マウス胚性幹細胞(ESCs)は、複数の細胞に分化することができ、この多能性はさまざまな外因性因子によって調節されています。PECORIさんの研究では、ムチン型O結合型糖鎖の一種であるT抗原とその構造を合成するC1galt1がESCsの多能性の維持に関与していることを示しました。

     

    PECORIさんは、「指導教員の西原先生をはじめ、多くの方に支えられ、この論文が受理されました。改めて、支えてくださった方々に感謝します。博士号取得後は、ドイツにあるエピジェネティクスおよび幹細胞研究所の博士研究員を目指しています」と語られました。
     

     

    ページ公開日:2020年10月02日