英文学専攻

アメリカ文学、イギリス文学、英語学、英語教育学の各分野に豊富なメニューを用意し、幅広い学識を身につけた人材の育成を目指しています。

カリキュラム

教育課程の概要について

カリキュラムの特長

英文学専攻
特色

アメリカ文学、イギリス文学、英語学、英語教育学の各分野に豊富なメニューを用意し、幅広い学識を身につけた人材の育成をめざしています。その目標達成の中核となるのは、各院生のテーマに基づく徹底した個別指導です。

領域/研究・教育の内容

英文学専攻の「英文学」には、イギリス文学、アメリカ文学、英語学、英語教育学が含まれます。英語英米文学専修という専修名がそれを具体的に表しています。文学、英語学のどちらか一方に偏ることなく、広い意味の英文学というオールラウンドな視点に立って研究することができます。英米文学研究では、個々の作品を深く読み、研究することを重視し、英語学関係では、英語の現実的な使用および理論的な研究に重点が置かれ、英語教育学では、理論的、実践的な研究を目指します。研究テーマと関連した適切な科目選択が望まれます。

教育方法/指導カリキュラムの特色

自主性を重んじ、院生それぞれのテーマと関心に基づいた教育を行うのが基本です。各分野の専門家の育成をめざす一方、現代社会のニーズに対応できる院生を育てるカリキュラムも組んでいます。どの分野を専攻する院生も、ほかの専門分野をあわせて研究することによって、総合的な視点を身につけることができます。

カリキュラム情報

前期課程
在学期間

4セメスター(2か年)在学する。

修了単位数

修士論文作成者:31単位
リサーチペーパー作成者(2本作成する場合):31単位
リサーチペーパー作成者(1本作成する場合):33単位

※通算GPA2.5以上が修了要件になります。

※通算GPA2.5以上が修了要件になります。

指導教員の選定

指導教員は「主指導教員」「副指導教員」各1名の合計2名です。どの教員を「主指導教員」「副指導教員」にするかは、入学後の研究科ガイダンスの際に学生の意見を聞いた上で決定します。
履修方法は、「演習a:主指導教員」「演習b:副指導教員」です。
セメスターごとに異なった指導教員から指導を受けることも可能ですが、2年次以降の指導教員は同一であることを原則とします。

学位論文の指導科目

「修士論文作成者」「リサーチペーパー作成者」は、いずれの場合も指導科目は「演習a」「演習b」です。

履修登録

履修登録は、必ず指導教授等の指導のもとに履修計画を立て、ポータルサイト・学修支援メニューにある「履修・成績(WEB)」から行うこと。
履修計画を立てる際に指導を受ける教員は、その学生が履修する「演習a」の担当教員です。

そのほかの科目

指導教授などの承認を得て、ほかの研究科・専攻、他大学の授業科目を担当者の許可を受けて10単位以内で修得することができます。

履修単位数の制限

各セメスター、12単位を原則とします。

学位論文の提出

2年間で修了する場合(2年次秋学期の1月に学位論文提出)は、以下のとおりです。

論文題目・研究計画書の提出

修士論文の場合:1年次の6月末頃
リサーチペーパーの場合:2年次の9月末頃

学位論文の提出

2年次秋学期の1月上旬
学位論文の提出のためには、論文提出時までに20単位以上の単位を修得しておく必要があります。1年次が終わる時には20単位以上修得しておくことが目安です。

後期課程
在学年限

6セメスター(3か年)在学する。

修了要件

研究科共通科目「研究特別指導」2単位、研究指導科目「特殊研究指導」12単位の合計14単位を修得し、博士論文を提出し合格する。

研究の進め方について

1.課程を経て博士学位請求論文(以下、博士論文とよぶ)を提出する者は、以下の両要件を満たすこと。

  1. 文学研究科が開催する公開の博士論文資格審査会で論文概要を発表し、質疑を受け、「博士学位請求論文提出有資格者」(Ph.D. Candidate)と認められること。
  2. 次のaまたはbの条件を満たすこと。


a.国際的または全国規模の学会・研究会などの学会誌、またはそれに準ずる学術刊行物に、査読を経た研究論文を1本以上掲載、または掲載が決定していること。
b.国際的または全国規模の学会・研究会などにおいて、2回以上の口頭発表を行う。かつ大学など研究機関の雑誌・紀要などに、研究論文を1本以上掲載、または掲載が決定していること。

2.博士論文の提出および審査過程

  1. 上記1の両要件を満たした者は、博士論文を、指導教員の承認を得たのち提出することができる。提出時期は各年度の8月末、3月末の2回とする。
  2. 上記有資格者から博士論文が提出された場合、研究科委員会は主査1名、副査2名の審査委員会を研究科長の下に組織し、審査に入る。審査は原則として審査開始から1年以内に終了する。
  3. 審査委員会は、論文内容の審査、提出要件の検討を経て、提出者との最終試験を行い、学位授与の可否を決定する。
  4. 研究科委員会は審査委員会からの報告を受け、審議を経て、合否を判定する。
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教員一覧

英文学専攻 教員一覧

教授

准教授

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学位論文

学位取得論文の紹介

課程博士

学位取得者:藤本 和子 指導教員:山本 千之 授与年月日:2004年3月19日
論文題目
The Present Perfect and the Simple Past in English Pedagogical Implications
(内容の要旨および審査結果の要旨)
学位取得者:中堀 正洋 指導教員:栗原 成郎 授与年月日:2007年3月20日
論文題目
ロシア葬礼泣き歌における詩的表象の考察 I. A. フェドソーヴァの葬礼泣き歌を中心に
(内容の要旨および審査結果の要旨)
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学位論文審査基準

修士論文、リサーチ・ペーパー、博士論文における審査基準について

修士論文審査基準(100点満点)

  1. 文章は明晰に書かれているか?(30点)
  2. 論文の問いが明瞭かつ適切に立てられているか?(10点)
  3. 先行研究が十分に行われているか?(10点)
  4. 立てられた問いに対する解答(結論)が与えられているか?(10点)
  5. 結論が論理的に導き出されているか?(10点)
  6. 研究・分析方法は的確か?(10点)
  7. 構成および章立ては適切か?(10点)
  8. 適切な引用がなされているか?(10点)

※公開の場での発表(学外または学内)を行うこと(またはその予定があること)を、修士論文提出の条件とする。

※英文学専攻としては、毎年12月に「中間発表会」を行う。

※書式や分量などの制限については『大学院要覧』ほかを参照のこと。

リサーチペーパー審査基準(100点満点)

  1. 研究または調査の目的が明瞭であるか?(20点)
  2. 研究結果または調査結果が十分に明示されているか?(20点)
  3. 研究・分析方法は的確か?(20点)
  4. 構成および章立ては適切か?(20点)
  5. 文章は明晰に書かれているか?(20点)

※書式や分量などの制限については『大学院要覧』ほかを参照のこと。

博士論文(課程による)審査基準

以下の諸点を考慮して総合的に判断する。

  1. テーマの独創性とその意義の明示
  2. 当該学問領域への貢献
  3. 先行研究の分析と評価
  4. 論文構成の適切さ
  5. 内容および文章の論理性および明晰さ
  6. 文献使用の適切さおよび読解の正確さ
  7. 註および参照文献の適切さおよび充実度
  8. 提出論文に対する自己分析および今後の展望など

※執筆言語は英語

※書式や分量などについては「博士論文作成要領」ほかを参照のこと。

※論文の提出の要件などについては『大学院要覧』を参照のこと。

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紀要

英文学専攻における学報

2022年度

該当する紀要はありません。

2021年度

掲載者
紀要 課程 筆者
いかに学生が英語学習意欲を取り戻すか
日本人学生へのアンケート調査を基に
後期課程 平松 理沙
掲載論文

https://soka.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&index_id=7926&pn=1&count=20&order=17&lang=japanese&page_id=13&block_id=68

2020年度

該当する紀要はありません。

2019年度

該当する紀要はありません。

2018年度

該当する紀要はありません。

2017年度

該当する紀要はありません。

2016年度

掲載者
紀要 課程 筆者
Drama Technique of Tennessee Williams ―A Streetcar Named Desire― 後期課程 木下 律子
掲載論文

https://soka.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&index_id=7766&pn=1&count=20&order=17&lang=japanese&page_id=13&block_id=68

2015年度

該当する紀要はありません。

2014年度

該当する紀要はありません。

2013年度

該当する紀要はありません。

2012年度

2011年度

該当する紀要はありません。

2010年度

2009年度

該当する紀要はありません。

2008年度

2007年度

2006年度

紀要 課程 筆者
A Conversation Analysis of Theatrical Discourse 後期課程 岩田 さやか

2005年度

紀要 課程 筆者
A Study of O Pioneers !- The Meaning of the Soil - 後期課程 鈴木 光晴

2004年度

2003年度

紀要 課程 筆者
The Scarlet Letter ― The Pursuit of "Some Sweet Moral Blossom" 後期課程 熊田 岐子
F. Scott Fitzgerald as a "Tycoon" 後期課程 野村 千春
Conflicts between Duty and Love in Maggie Tulliver 前期課程 石岡 摩理
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研究指導計画

博士前期課程

1年次には「Academic Writing I, II」と「英米文学研究法」もしくは「Academic Writing I, II」と「英語学研究法」といった「基礎科目」を中心とした履修、2年次には「専門科目」を中心とした履修となっており、履修・研究の進め方をオリエンテーション時に説明している。こうした科目の履修を通し、基礎的かつ広範な専門知識、問題発見力・論理的思考力・創造的解決力を養い、最終的には、学位論文作成・修了に至ることになる。

研究指導は主指導教員・副指導教員の2名体制で行う。

1年次 4月 入学時オリエンテーションにおいて、履修・研究についての説明、指導教員の通知。 主指導教員による指導のもと履修計画を立て、履修登録をする。
4月~7月 「Academic Writing I」と「英米文学研究法」または「Academic Writing I」と「英語学研究法」、更に「演習Ⅰa」「演習Ⅰb」の履修。その他、「特論」科目の履修。
9月 主指導教員による指導のもと履修計画を立て、履修登録をする。
9月~1月 「Academic Writing II」「演習Ⅱa」「演習Ⅱb」の履修。その他、「特論」科目の履修。
2年次 4月 主指導教員による指導のもと履修計画を立て、履修登録をする。
4月~7月 「演習Ⅲa」「演習Ⅲb」の履修。その他、「特論」科目の履修。
6月~9月 主指導教員による指導のもと「学位論文題目・研究計画書」を作成して提出。
9月 主指導教員による指導のもと履修計画を立て、履修登録をする。
9月~1月 「演習Ⅳa」「演習Ⅳb」の履修。その他、「特論」科目の履修。
12月 研究発表会での発表。
1月 学位論文提出。 論文審査及び最終試験(口述試験)の実施。
3月 学位授与。

博士後期課程

1年次から指導教員の「特殊研究指導」や選択で他の教員の「特殊研究指導」を履修するが、履修・研究の進め方を入学時のオリエンテーション時に説明している。1年次秋学期には、文学研究科共通で複数の教員による「研究特別指導」を履修することになっている。こうした科目の履修を通し、基礎的かつ広範な専門知識、問題発見力・論理的思考力・創造的解決力を養い、最終的には、学位論文作成・修了に至ることになる。

博士論文完成に至るまで、主たる指導は指導教員が行う。

1年次 4月

入学時オリエンテーションにおいて、履修・研究についての説明。指導教員の通知。

履修について指導教員による指導が行われ、履修登録をする。

4月~7月 「特殊研究指導」科目の履修。
9月 履修について指導教員による指導が行われ、履修登録をする。
9月~1月 「研究特別指導」と「特殊研究指導」科目の履修。
2年次 4月 履修について指導教員による指導が行われ、履修登録をする。
4月~7月 「特殊研究指導」科目の履修。
9月 履修について指導教員による指導が行われ、履修登録をする。
9月~1月 「特殊研究指導」科目の履修。
12月

研究発表会で博士論文執筆のための研究発表。口頭試問。

研究を進めてよいか複数の指導教員により審査が実施される。

3年次 4月 履修について指導教員による指導が行われ、履修登録をする。
4月~7月 「特殊研究指導」科目の履修。
8月 学位論文の提出。
9月 履修について指導教員による指導が行われ、履修登録をする。
9月~1月 「特殊研究指導」科目の履修。
9月~2月 研究科委員会による論文受理決定後、審査委員会によって論文審査及び最終審査が実施される。
3月 学位授与。
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