2017年09月13日 14時06分

留学日記(インド・セントスティーブンスカレッジ 2017年9月13日)

9月13日 インドデリー 

先々週の木曜から4日間、大学の教会主催の小旅行でㇶマーチャルプラディーシュ州のダフロージーという場所へ行ってきました。この小旅行は学内のクリスチャン向けのリトリートトリップといって、キリスト教の修行の一つでした。そのことを知らずに私は友達に「すごくきれいな場所だから行こう」と誘われて行くことを決めました。出発の前日になって、旅行の詳細を聞き、自分はキリスト教徒ではないので一体この旅行で何が起こるのだろうと不安な気持ちに襲われました。というのも今となってはいい思い出で、いざ目的地に到着すると、その土地の美しさ、荘厳さ、壮大さに圧倒され、大感動し、写真をたくさん撮り、新しい友人をつくり、満足して帰ってきました(笑)
ダフロージーという場所は山の上の避暑地で、気温は13度程。滞在していたホステルからは雲海が見えました。最も興味深かったのは、まさに雲の上に学校があり、そこで生活をしている人たちがいました。バスケットボールコートが崖の淵にありました。。。

この旅行を通して様々なことを考えました。セントスティーブンスカレッジはキリスト教を規範にした大学なので、この旅行にも教授や牧師さん、寮母さんなども参加していました。バスで大学を出発するときにもみんなでお祈りをし、無事に到着したときにも感謝のお祈りをしました。私は仏教徒なので「神」について深く考えたこともないし、信じても居ませんでした。クリスチャンの友人はご飯を食べる前や眠る前にお祈りをしています。そういう姿を見ていると、とても不思議な気持ちになります。自分の力ではどうにもできないことや悩みなどを乗り越えたり、また自分や他者の存在に感謝する本源的な思いは不思議と祈りに通じるのだと思いました。この旅行をきっかけにキリスト教徒に対する思いが全く変わりました。

インドやインド人に対するイメージも大分変りました。いや、日に日に変わっています。旅行ではほとんど時間通りに物事は進みませんでした。待ち合わせの時間に間に合わないのは当たり前で、日本人的な感覚からしたらイライラしてしまいます。。。しかし考えてみると、時間を気にしながらあくせくして生きるより、楽しむことを優先して時間に少し遅れるほうが価値的…?とも思ったりしました。自分の中の価値観や考え方だけではインドでは生きていけないと実感しました。

旅行から帰ってきた週の金曜日にはオーナムという南インド・ケルラ州のお祭りがありました。白いサリーやパンドゥという巻きスカートを纏い、バナナの葉に乗せられたご飯を手で食べました。サリーは初めての経験で、とても興奮しました。インド人女性はサリーを着ると一層華やかで美しく見えます。インドでは地方によって全く文化が異なります。言語も文化も肌の色も違います。その多様性をこのお祭りのように皆で祝うのはインドの魅力の一つだと思います。

K.O
ページ公開日:2017年09月13日 14時06分