2019年06月18日 15時54分

授業「文学部の学びとライフデザイン」で藤田孝典氏が講演

文学部2年生の選択必修授業「文学部の学びとライフデザイン」では、6月18日、聖学院大学人間福祉学部客員准教授、NPO法人ほっとプラス代表理事の藤田孝典氏をお迎えし、「子どもや若者に広がる貧困と格差」と題する講演をしていただきました。

ご講演では、生活相談、日常生活支援、住まいの提供、ソーシャルアクションなど、ご自身のNPO法人でのさまざまな活動経験のほか、多くの実証的なデータを示されながら、若者の貧困の実態を受講生にわかりやすく語りかけていただきました。

また、就職活動は、『就職四季報』などの情報を探索し、「理論的に」行なうことが重要であると教えていただきました。
とくに、民間企業では、従業員を大切にしているかどうかを見極めるために、離職率、10年後の給与、研修制度の有無、育休・産休の有無などを確認するようお話されました。

質疑応答では、学生から「8050問題の対策はどうすればよいか」という質問に対し、「引きこもりの方の対策も必要ですが、まずは、どうすれば引きこもりの方が生まれない社会にするかを考えるべきです」と回答されました。

本年度から新たに設置された「文学部の学びとライフデザイン」は、若者を描いた映像視聴によるディスカッション、文学部卒業生のレクチャー、文学部4年生のシンポジウムなどから構成されています。本授業は、文学部の学びの強み・意義を、自身のライフデザインにどのように活かすのかを、学生に内発的に考えてもらうために設置されました。
今回のご講演は、学生が、個人だけでなく社会にも開いた視点をもつことの重要性について考える貴重な機会になりました。
ページ公開日:2019年06月18日 15時54分