2019年10月20日 09時28分
留学日記(イギリス・バッキンガム大学英語DD7期 2019年10月20日)
<授業内容をご紹介!>
みなさん、こんにちは!秋になり、少し肌寒くなった頃でしょうか?
バッキンガムの方はすっかり寒くなり、冬物もすでに大活躍中です。
さらに寒くなる冬に向け、準備しなければと感じています。
第4回になる今回のDD日記では、実際の授業の内容を紹介したいと思います。
まず、バッキンガム大学の授業の形式を説明すると、1タームが9週間(とある場合は試験期間)から成っており、前回のSummer Termと今回のAutumn Termでは各3つの授業を取っています。それぞれ2時間の授業と1時間の「チュートリアル」と呼ばれるものがあり、より少人数で、ディスカッションなど意見を求められることも多い場となっています。
そして、7月からのSummer Termでは次の3つの授業を受けました。
[Intercultural Communication]
様々な文化的背景を持つ人が集まる時、どのように交流すべきかを考える授業です。実際の例を多く扱い、何が互いを遠ざける原因になるか、うまくコミュニケーションをとるにはどうしたらいいのかを考えます。また、メディアの勉強をしている学生も一緒にこの授業を受けており、生徒の人数も多く、出身も様々なので、話し合いの中で各々の国の様子を生の声を通して知ることもできます。実際にバッキンガム大学内でどのようにグループが構成されているかを観察する課題などもあり、他文化交流を身近な問題と感じられる興味深い授業でした。
[Interpersonal Communication]
こちらは個人間のコミュニケーションについて考える授業で、そもそもコミュニケーションはどのような過程を経て行われるのか、また何がコミュニケーションを妨げるのかなどについて学びました。また、手紙の書き方という実用的な内容や、SNSによるコミュニケーションの変化という現代的な内容まで、幅広くカバーする授業でした。こちらも身近な問題を題材としており、自分がどうコミュニケーションをとっているのか、見直すきっかけになるものでした。
[Stylistics]
詩や短編小説を題材に、その文体(Style)について研究する授業です。文体のジャンルは何であるか、どのような比喩が使われていて何を意味するのかといったことを明かしながら、文章が伝えたいことや読者に与える影響を考えます。1週間に1作品ほどのペースで勉強していくため大変ですが、読み解くスキルが身についていく実感が持てます。一見すると何を伝えたいのかがよく見えない作品でも、熟考するうちにだんだんとクリアになっていく様子がパズルを解いているようで、面白く感じました。
みなさん、こんにちは!秋になり、少し肌寒くなった頃でしょうか?
バッキンガムの方はすっかり寒くなり、冬物もすでに大活躍中です。
さらに寒くなる冬に向け、準備しなければと感じています。
第4回になる今回のDD日記では、実際の授業の内容を紹介したいと思います。
まず、バッキンガム大学の授業の形式を説明すると、1タームが9週間(とある場合は試験期間)から成っており、前回のSummer Termと今回のAutumn Termでは各3つの授業を取っています。それぞれ2時間の授業と1時間の「チュートリアル」と呼ばれるものがあり、より少人数で、ディスカッションなど意見を求められることも多い場となっています。
そして、7月からのSummer Termでは次の3つの授業を受けました。
[Intercultural Communication]
様々な文化的背景を持つ人が集まる時、どのように交流すべきかを考える授業です。実際の例を多く扱い、何が互いを遠ざける原因になるか、うまくコミュニケーションをとるにはどうしたらいいのかを考えます。また、メディアの勉強をしている学生も一緒にこの授業を受けており、生徒の人数も多く、出身も様々なので、話し合いの中で各々の国の様子を生の声を通して知ることもできます。実際にバッキンガム大学内でどのようにグループが構成されているかを観察する課題などもあり、他文化交流を身近な問題と感じられる興味深い授業でした。
[Interpersonal Communication]
こちらは個人間のコミュニケーションについて考える授業で、そもそもコミュニケーションはどのような過程を経て行われるのか、また何がコミュニケーションを妨げるのかなどについて学びました。また、手紙の書き方という実用的な内容や、SNSによるコミュニケーションの変化という現代的な内容まで、幅広くカバーする授業でした。こちらも身近な問題を題材としており、自分がどうコミュニケーションをとっているのか、見直すきっかけになるものでした。
[Stylistics]
詩や短編小説を題材に、その文体(Style)について研究する授業です。文体のジャンルは何であるか、どのような比喩が使われていて何を意味するのかといったことを明かしながら、文章が伝えたいことや読者に与える影響を考えます。1週間に1作品ほどのペースで勉強していくため大変ですが、読み解くスキルが身についていく実感が持てます。一見すると何を伝えたいのかがよく見えない作品でも、熟考するうちにだんだんとクリアになっていく様子がパズルを解いているようで、面白く感じました。
大人数用のSunley Lecture TheatreSocietyで映画の上映する時などもココ
小~中人数の授業で使う教室実はどこも電子黒板です
Second Floor(日本でいう3階)にあるより少人数用の部屋、居心地がいい!
そして、現在私たちが受けている授業は次の3つです。
[Global Communication]
前学期のIntercultural Communicationの続編的な立ち位置の授業です。前回は一つの文化圏内で違った文化背景を持つ人たちがグループを作ったりしながら交流する状況に注目したのに対し、こちらはビジネスなど共通の目的のためにコミュニケーションをとる場合について考えます。各文化の特徴についての数的な調査結果を扱うなど、より学問的になってきた印象があります。また、各々の文化についてのプレゼンテーションや、ほかの学生へのインタビューを通して文化の特徴を知る課題など、実例を自ら見つける興味深い課題にこれから取り掛かることになっています。
[Text Studies]
文章を様々な面から分析する授業です。Stylisticsは文体に限った分析でしたが、こちらはより多くの要素をもとに考察をすることが求められます。この記事の執筆時点まででは、ポスターなどにおける色や字体による影響や、音による効果などを取り扱ってきました。これからは語彙や文法、比喩や文脈について勉強する予定です。Stylisticsと似て、「これにはこういう効果があるのか!」と発見していける点が面白いと感じています。
[TEFL Skills]
英語教育についての初めての授業です。特に学校教育において、英語を教えるための基礎知識を蓄えるとともに、実際に運用するにはどうしたらいいのかを話し合うことも多い授業になっています。そもそも何を教えるべきなのか、教えるための教材やアクティビティをどのような基準で選ぶべきなのか、授業の構成はどのように組むべきなのかといった幅広い知識を一つ一つ学んでいます。また、実践として語彙・文法を教える模擬授業を2回行うため、その準備をしています。なかなか難しさを感じることもありますが、これまで受けてきた授業の裏側を考えられる、興味深い授業でもあります。
[Global Communication]
前学期のIntercultural Communicationの続編的な立ち位置の授業です。前回は一つの文化圏内で違った文化背景を持つ人たちがグループを作ったりしながら交流する状況に注目したのに対し、こちらはビジネスなど共通の目的のためにコミュニケーションをとる場合について考えます。各文化の特徴についての数的な調査結果を扱うなど、より学問的になってきた印象があります。また、各々の文化についてのプレゼンテーションや、ほかの学生へのインタビューを通して文化の特徴を知る課題など、実例を自ら見つける興味深い課題にこれから取り掛かることになっています。
[Text Studies]
文章を様々な面から分析する授業です。Stylisticsは文体に限った分析でしたが、こちらはより多くの要素をもとに考察をすることが求められます。この記事の執筆時点まででは、ポスターなどにおける色や字体による影響や、音による効果などを取り扱ってきました。これからは語彙や文法、比喩や文脈について勉強する予定です。Stylisticsと似て、「これにはこういう効果があるのか!」と発見していける点が面白いと感じています。
[TEFL Skills]
英語教育についての初めての授業です。特に学校教育において、英語を教えるための基礎知識を蓄えるとともに、実際に運用するにはどうしたらいいのかを話し合うことも多い授業になっています。そもそも何を教えるべきなのか、教えるための教材やアクティビティをどのような基準で選ぶべきなのか、授業の構成はどのように組むべきなのかといった幅広い知識を一つ一つ学んでいます。また、実践として語彙・文法を教える模擬授業を2回行うため、その準備をしています。なかなか難しさを感じることもありますが、これまで受けてきた授業の裏側を考えられる、興味深い授業でもあります。
TEFL SkillsでのGrammar Lessonスライドもワークシートも手作り!!
お互いの授業に生徒として参加。授業後にはフィードバックを書いて切磋琢磨しています!
ということで、授業紹介ということもあってなかなか真面目な回になりましたが(笑)、こういった授業を受けて、充実した留学生活を送っております!
Summer Termが終わり、休みを挟んで始まった2つ目のターム。生活にもだいぶ慣れ、新しくクラブやサークルに当たるSocietyの活動にも参加し始めたりしています。これについてはまた後日お話しできたらと思います!
それでは、次のDD日記でお会いしましょう!
Ryu
Summer Termが終わり、休みを挟んで始まった2つ目のターム。生活にもだいぶ慣れ、新しくクラブやサークルに当たるSocietyの活動にも参加し始めたりしています。これについてはまた後日お話しできたらと思います!
それでは、次のDD日記でお会いしましょう!
Ryu
ページ公開日:2019年10月20日 09時28分