学部長メッセージ

生きる力を引き出す慈愛の看護師を育成

学部長 本田優子
現在、我が国では、核家族化と高齢化が進み、様々な病気を抱えて一人で生活する人が増加しています。また、震災や災害、貧困等による生活基盤の揺らぎの中で、生活の質の低下、孤独化により、生きにくさを抱える方々も増えています。一方では、グローバル化による医療サービスの多様化が進み、医療の技術革新による高度医療への人々のニーズも高まってきています。
このような現状から、総合的な視点で患者をトータルにケアすることができ、国際社会で通用する医療人の育成が期待されています。中でも看護師には、保健医療福祉の変化に即応して対象者一人ひとりの「生活」に視点をおき、確かな看護実践力と高い倫理観を基盤とした看護実践が求められています。
そのような中、創価大学看護学部は2013年4月に開設されました。開設に際して、創立者池田大作先生より、3つの指針をいただきました。
一、生命の尊厳を探究する 生涯学びの看護
一、生きる力を引き出す 励ましの心光る看護
一、共に勝利の人生を開く 智慧と慈悲の看護
創価大学は、創造的人間を育成し、真に世界平和に貢献できる人材の育成を目指しています。その内実は、生命の尊厳を基盤に他者を尊敬する心、差異を超えて対話する勇気、知識を人間の幸福のために使う智慧であります。中でも看護学部では、人材養成の目的に「生命の尊厳を基調とし、生命力を引き出す慈愛の看護を実践できる人材の育成」を掲げ、「生命尊厳」を守り抜く使命ある学部と自覚し、病と闘う目の前の一人ひとりと真剣に向き合い、生きる力を引き出せる看護師の育成に取り組んでいます。
創立者池田大作先生よりいただいた3つの指針を、具現化できる看護師を目指して、「人間力」、「確かな看護実践力」、「グローバルマインド」を磨いていく、鍛えの4年間を、看護学部で一緒に送っていきましょう。