科目紹介⑦

母性看護学実習

4年次
現代の少子時代における母子を取り巻く環境、および母子への個別的・継続的支援の実際を学習し、母子保健における今後の看護職の役割を考察することを目的とする。母親・新生児の看護の基本を学ぶために、病院での実習を小人数グループで行う。ヘルスプロモーションの考え方に基づき、対象者がセルフケアによって安全で快適な妊娠生活、分娩期、産褥期を過ごし、新しい家族関係が構築できるように支援できる基礎的能力を養う。

精神看護学の授業概要

精神看護学概論

2年次
精神看護学は人間の精神に関わる看護を提供する学問であり、精神看護の対象は精神障害を持つ人とすべての看護学領域にある人である。本講義では、精神の構造と機能、精神の健康保持・増進および疾病の予防と回復を援助する精神看護の基本概念について教授する。また、欧米と日本の精神保健医療福祉の歴史を学び、精神障害者の人権尊重と精神看護を展開する看護師の倫理観を養い、看護職の果たす役割について理解する。

精神看護援助論

この授業は精神看護学概論など既習の知識を踏まえ、精神の健康維持および精神障害からの回復に必要な基礎的な援助の視点および援助の方法・技術・態度について理解する。授業は講義と演習をもって展開する。講義では、精神看護の対象とその家族、精神科治療に伴う患者の看護、治療的な関わり、セルフケアを基本にした看護について学習する。さらに地域での生活支援、社会復帰支援に必要な資源などについて理解する。演習では、精神障害をもつ事例を提示し、その援助の必要性や留意点などを体験的に理解し、援助を実践する能力や態度を養うことを目的とする。

精神看護学実習

3年次
精神看護学実習では、こころの健康問題や精神障害を抱える人々の理解を深め、その人らしく生き生きと自立した生活が送れるように看護師として必要な援助ができる能力を養う。主に、病院で加療中の精神障害者を対象とし、対象のアセスメントから社会復帰支援を網羅した看護計画を立案して看護援助を実践する。この実習を通じ、精神看護における看護師の役割と精神障害者に対する保健医療福祉の連携と協働について理解を深める。

地域在宅看護学の授業概要

地域在宅看護学概論

2年次
地域看護の基本理念と特徴、地域における看護活動の概要、および在宅ケアの理念と成立要件、生命を守り生活の質を向上させるための訪問看護の活動について学ばせる。在宅療養者と家族を健康問題だけでなく多様な価値観・生活背景をもつ人として理解すること、その人らしい人生を送れるよう支援することなど、訪問看護で求められる基本姿勢をまず教授する。訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所などの在宅ケアにかかわる機関、在宅医療福祉サービス、在宅ケアチームと連携のあり方、退院調整・継続看護、在宅ケアにおける法的・倫理的問題について学習させる。