2021年度看護学部卒業研究発表会をオンラインにて開催しました!

幼児の感情表出に焦点を当て、地震時の現状と課題について分析

11月13日(土)、看護学部4年次生の卒業研究発表会がオンラインにて行われました。6つのグループに分かれ、プレゼンテーションと質疑応答の形式で行われ、司会やタイムキーパーも学生が担当して、進行しました。質疑応答では、ある課題に対し、看護師としてどのような対応が考えられるかなど、互いの学びが更に深まる、積極的な質問が交わされていました。

当日は1〜3年次生も視聴し、テーマ設定や研究方法を学んでいた他、様々な気づき・学びを得ていました。

セルフモニタリングを実施し、
対象者の健康管理自己効力感・食意識・体重の相関性について検証を行った
介護者の在宅見取りへの思いについて研究

以下、参加者の声を紹介いたします。

〈4年次生〉
・これまでの知識や実習での経験を結びつけることができ、深い学びを得ることができた。
・卒業研究を通して学んだことを基盤として、今後の看護研究や活動に活かしていきたいと思います。

・自身の仮説と介入研究の結果が一致していた時にはとても大きな感動があった。

 また、仮説と違った結果が出た際に、なぜその結果が出たのかを考察することも研究の面白さであると実感しました。

・約10か月の研究を7分の発表に収めることがとても難しく、まとめる力の必要性を感じた。



〈1~3年次生〉

・先輩方が、患者さんのためを思い、工夫を凝らして研究を行われていて、どれもとても興味深かった。
・看護の分野だけでもこれだけ多くのテーマが考えられ、深く追求することができることから、看護というのは一生涯学ぶものであるということを改めて感じた。
・看護の根底にあるのはその人自身を尊重すること、生命尊厳であると感じた。
・自分自身も深めたい分野が明確になった時に、創大看護での学びを踏まえて考えることができるよう、日々の学びを大切にしていこうと思うことができた。


看護学部では、「卒業研究演習」と「卒業論文」が必修科目(※2021年度入学生まで適用されるカリキュラムとなります。)となっており、専門分野の教員が数名の学生を担当するゼミ形式で行われます。「卒業研究演習」(春学期)では、先行研究の検討を重ねながら、研究テーマを絞り込み、設定したテーマに適切な研究対象や調査方法、分析方法など研究方法を決定し、研究計画を立案します。
そして「卒業論文」(秋学期)では、研究内容を論文とプレゼンテーションにまとめ、成果として発表します。
これら一連の過程を通して、調査結果などを分析し考察する力や相手に分かりやすく伝える力など、看護師としても必要となる能力を養います。

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