2022年2月取材

2022年04月04日

【Pioneer】 在校生インタビュー Vol.3 橘香織さん

生命の世紀を創るパイオニア(Pioneer)である創大看護学部生―――
今回は、在校生インタビューとして、橘香織さんにお話を伺いました。
全ての経験が線となった
祖父母が教えてくれた、看護師さんの魅力
高校生の時に、父の代わりとなって家族を支えてくれた祖父が、脳出血を起こしました。なんでもできる祖父だったので、面会初日にあった時、不自由になった自分を受け入れられず絶望しているようにも見えました。でも、数日後には明るい様子で、看護師さんとも仲良く話していて。看護師さんが祖父の笑顔を取り戻してくれたんだと感じました。
祖父が亡くなった後、今度は祖母が、くも膜下出血で倒れてしまいました。持病もあったので在宅療養になった時に、訪問看護師さんが患者さんだけではなくて、家族にも関わっていることを知ったんです。祖母だけでなく、介護者である母の体調や心に配慮し、寄り添ってくれていたので、私が高校に行っている間も、安心して頼ることができました。
祖父母を通して、患者さんとその家族を励ます看護師さんに魅力を感じました。




なぜ創大看護に決めたのか

父は、私が生まれる前に末期のがんで余命宣告を受け、医者からは「娘さんに会うのは不可能です」と言われていました。でも父は、「娘に絶対会う」という生きる希望を持ち、出産に立ち会うだけでなく、さらに5か月も延命することができました。
小さいころは、漠然と医療職に就きたい、と考えていましたが、祖父母の経験から“患者さんや家族を最も近くで支えることができるのは看護師だ”と思うようになりました。
その後、創価大学に来る機会があり、出会った学生さんがみんなキラキラしていて、いいなあと思いました。
そして調べる中で、看護学部の『生きる力を引き出す 励ましの心光る看護』という指針に心打たれ、“父がそうであったように、生きる力を引き出すことのできる看護を学びたい!”と思い、創価大学看護学部に決めました。

ひとりを大切にする学部

看護学部は、同期も先生も、一人ひとりを大切にする印象がすごく強いです。先生は、「分からないことがあったら何でも聞いてね~」と言ってくれ、不明点や疑問点は直接聞きやすい環境でした。先生方の温かさを感じます。
そして国家試験に向けての勉強では、同期のみんな(学生で構成される国家試験委員会)が、ひとりひとりにこまめに連絡して、お互いの勉強法を共有してくれたり、困っていることはないか聞いてくれました。国家試験対策も、先生主催の講座と、学生主催の勉強会をそれぞれオンラインで開催してくださり、本当にありがたかったです。団結と励ましのおかげで、“こんなに頑張れたんだ自分!!”と思うくらい、大変な勉強も乗り越えることができました。コロナ禍でも、これだけ孤独を感じずに、楽しく頑張れたことを本当に感謝しています。

 


看護観の基盤ができた実習
実習はすべて印象に残っていますが、看護観の基盤ができたのは、最初の実習である基礎看護学実習Ⅰ(以下、基礎Ⅰ)です。受け持ち患者さんとのかかわりの中で、『患者さんの人生背景を知ること』が、相手への理解を深めより良い看護に繋がると学びました。この学びが、私の看護観の原点になっています。その後、各実習の経験を母に話したとき、「実習を重ねるごとに、生き生きしているし、楽しそうだね。本当に勉強になったんだなと分かるよ」と言ってくれました。基礎Ⅰでの原点があるから、客観的にも分かるくらい、その後の実習すべてが成長につながりました。

  

4年間を通して見えたこれからの自分
看護学部での学びだけではなく、4年間の大学生活を通してたくさんのことを学びました。中でも、筝曲部で部長を務めていた時、人との連携の仕方、仕事の割り振り、部員一人ひとりのメンタル面のサポートなど学びました。視野を広く持ち、一人一人の変化に心を配ることは、今後役立つ力になると思います。患者さんへのかかわりだけでなく、医療チームとして、スタッフが働きやすい環境づくりと、他の医療職との連携を円滑に進められるように貢献したいです。
また、患者さんと関わる“一瞬”を大切にし、生きる力を引き出す看護を実践できる看護師になりたいです。
そして、母子家庭で育った私を小さいころから見守ってくれた地域の方々にも恩返しがしたい。
職場だけでなく、地域の方の健康にも貢献できるよう、看護・医療について生涯学び続けていきます。

  

 

受験生へのメッセージ
創価大学の看護学部は、自分らしく楽しく学べる素敵な場所です。
目の前の一人を大切にできる看護を、是非ここで学んで欲しいです。
無理をせず体調にも気をつけながら、最後まで踏ん張って下さい。
一卒業生として皆さんのことを応援しています。

  • Profile

    #橘香織 Tachibana Kaori
    #岡山県出身
    #筝曲部
    #岡山県の病院へ就職

ページ公開日:2022年04月04日
  • キャンパスガイド2022看護学部