2023年3月取材

2023年05月29日

【Pioneer】 在学生インタビュー Vol.7 山田萌果さん

生命の世紀を創るパイオニア(Pioneer)である創大看護学部生―――
今回は、在校生インタビューとして、山田萌果さんにお話を伺いました。

縁と経験に感謝し、心に寄り添う看護師に

看護師か、教員か
進路を決めるにあたって、看護師か教員どちらを目指すかずっと悩んできました。
中学1年生の時、祖母が亡くなったことを機に、将来は命に携わる仕事に就きたいなあとぼんやり考えていました。
その後、中学3年間が楽しすぎたので、今度は自分が楽しく学べる環境づくりをしたい、との思いで、教員になりたいと考えるようになりました。そして、高校1年生の時に創価大学に訪れた際、看護学部の先輩と交流する機会がありました。その姿を通して「私も、創立者池田先生が贈られた看護学部の指針のもとで看護を学びたい!創大看護学部に行きたい!」と思うように。

ただ、受験後も最後まで看護の道でいいのかなー?との迷いはありましたが、これからの時代を見据えて、人間の力が必要とされる職に就きたいと考えた時、病で苦しむ患者さんの心に寄り添うことは人間にしかできないと思いました。そして。中学1年次の経験もあり、看護学部に入学しようと決めました。

 

入学後も、本当に看護の道でよかったのかなー?との迷いはありましたが、看護の道で行こう!と心に定まったのは、1年生の夏に参加した基礎看護学実習Ⅰでの経験です。看護師さんが後輩看護師や患者さんへ指導する姿を見て、看護でも「教育」が必要なんだと気づきました。看護師は「教育」に携わることができるうえに、人の命を守る職業なんだと思った時、やっぱり看護師を目指そうと決意しました。
ただ、教育の分野には興味を持ち続けていたので、実習から約半年後、2年生になる前の春休みにカンボジアの小学校を支援するボランティアに参加しました。あるNPOが主催する、カンボジアの小学校を支援するボランティアだったのですが、子どもたちとその家族の姿を通して、病院で入院する子どもたちが安心して過ごし、自身の可能性を信じるサポートができる看護師になりたいと思うようになりました。
今思うと、実習とボランティアを経験する順序が逆だったら、教育者を目指していたかもしれません。笑
  
 

辛い経験も、患者さんに寄り添える糧に

大学3年生の時に体の不調を感じて通院することになりました。検査で初めて自分がMRIに入った時、途中で過呼吸になって検査を中断した経験もありました。授業でMRIのことを習った時は頭で理解していたところ、患者さんが感じる怖さや辛さを体感したことで、これからは患者さんの思いに寄り添って行動できるなと思いました。その後の検査や治療も、辛いことはありましたが、「これも全て、これから出会う患者さんに寄り添い、励ましていくための貴重な経験だ!」との思いで乗り越えてきました。さらに、家族が私のことを心配してくれている姿に触れた時に、当事者だけでなく、その家族も不安で、辛い思いをしていることを実感。自分が看護師になったら、患者さんだけでなく、その家族の心にも寄り添い、励ましていけるようになりたいと決意しました。
 

最高の仲間と最高の先生
勉強が苦手だったので、授業や課題、国家試験の勉強は本当に苦戦しました。でも、同期のみんなが一緒に勉強してくれたり、テスト前に私が「ここわからないなあ、」とつぶやいたらみんながこぞって教えに来てくれたり、、(笑)みんながいたから、大変な日々も乗り越えられました。そして看護学部の先生方は、看護学部生を思う愛に溢れています。ある先生は、私の成長を思ってはっきり指摘してくださったり、ある先生はただただ包み込んで励ましてくれたり、、授業内外問わず、私たち学生を思ったいろんな関わりがあったおかげで、諦めずに知識や教養を磨くことができました。創大看護学部で出会えた全ての縁に感謝の思いでいっぱいです。
 
受験生へのメッセージ

目の前の一人のために自分のいのちを使いたい。
こう思えたのは、最高の環境で尊敬できる同志が常に4年間支えてくれたおかげです。たくさんの人に支えてもらった4年間だったからこそ、今度は自分が看護師として、病で苦しむ目の前の一人ひとりに寄り添いたいとこころから思っています。
創価大学看護学部は世界一の学び舎です!貴重な学生生活をこの創価大学看護学部で過ごしませんか?
みなさんの夢への挑戦、こころから応援しています!

  • Profile
    #山田萌果 Yamada Moeka
    #東京都出身
    #学生自治会

    #創価一貫教育連絡事務所

    #東京都内の病院へ就職

ページ公開日:2023年05月29日
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